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1 腰痛、関連痛、神経根痛の生理学的定義 ❶侵害受容性腰痛
1.Introduction 腰背部痛(back pain)、関連痛(referred pain)、神経根痛(radicular pain)、神経根症(radiculopathy)の定義が臨床家の間で混乱したままである。 IASP(国際疼痛学会)の努力が、臨床家に浸透しているとは言い難い現状がある。 したがって依然として混乱がある。 この混乱は継承され続けている。 それは医学教育においても、出版物や臨床上においても同様である。 2.侵害受容性要背部痛:定義上、「腰背部の構造上に有害な刺激が加わったことによって引き起こされる痛み」でなければならない。 *有害な刺激とは何か。 *原初の研究では、背部の筋あるいは棘間靭帯の刺激とされていた。 *その後研究では、椎間関節、仙腸関節の拡張(造影剤の注射)、硬膜の機械的、化学的刺激、椎間板後面の刺激などが考慮されている。 *これらの実験研究により有害な刺激は腰背部痛を引き起こすとされており、それは「侵害受容性の腰背部痛」である。
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by m_chiro
| 2018-11-17 10:39
| 痛み考
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