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爆笑のジェネレーション・ギャップ
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爆笑のジェネレーション・ギャップ

今朝の読売新聞(2021.225)のコラム「編集手帳」で、独文学者・中野京子さんの投稿記事「冗談ではなく本当の話」を紹介していた。
昔話「桃太郎」の冒頭の一節から、「おじいさんは山へ柴(しば)かりに......」が、今の若者には通じにくくなっていると書いているのである。
柴かり」と言えば、背負子に薪用の柴を背負ったおじいさんのイメージ。ところが今の若者は、山のゴルフ場の芝をかることを連想しているらしい。

そう言えば、私にもこんな爆笑経験がある。
卒業をまじかに控えた高3女子が治療にみえた。よく頭痛を訴えて来院する子で、彼女はスイーツ大好きな子。チョコにアイス、甘いものは何でも大好きである。
あなたの頭痛は「チョコレート頭痛だろう!」と注意したことがあった。

その彼女、卒業式を控えてリハーサルが続いていた時のことだった。
卒業式では「君が代を斉唱するの?」と尋ねると、「しない」という。「じゃ、蛍のひかり?」。そうでもないらしい。
歌うのは、「仰げば尊しだよ!」という。
そして、おかしなことを言いだした。

「あの歌、なんで和菓子の恩なんて歌詞なのか?、意味わかんない!!」
私は唖然とした。
「あんたの頭の中の90%はスイーツのことか?.....和菓子に恩を感じるのはあんただけだろ!」
わが師の恩」は、今どきのスイーツ女子には「和菓子の恩」らしい。
大爆笑だった。


by m_chiro | 2021-03-01 16:53 | 雑記
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