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「脳梗塞かしら?」;朝起きたら左上肢が挙げれない

症例:中年女性;朝起きたら左上肢が挙げれない

主訴:左上肢が挙上できない(屈曲90度以上挙がらない)

現病歴:通常通りの生活をしていた。朝起きたら左上肢が重苦しい。握力も弱って、上腕がビリビリする感じがある。とにかく左腕がだるい感じで90度までしか持ち上げれない。痛みはない。「脳梗塞だろうか?」と思って脳外科へ行こうとしたが、その日に相談のつもりで来院した。

既往歴:腰部ヘルニアの手術(17歳)

    腰部ヘルニアの手術(2回目、48歳)

    子宮筋腫

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検査:深部反射、減弱ぎみだが左右差なし。 小脳テスト(-) 上肢バレー徴候(±)56cm左が下がるが回内は起こらない;力が入り難いための現象と判断した。

迷走神経、背側核と疑核のチェック(+)

FDS;左大脳機能低下

脳神経;Ⅳ滑車神経(左下斜筋+)、Ⅶ顔面神経(左+)、Ⅷ内耳神経(左+)、Ⅸ副神経(左+)、Ⅹ舌下神経(左+)

副交感神経;下腸間膜神経節(L2+)


治療;以上の検査結果に従い、当該の神経系にアジャストした。



結果・考察;

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こうした原因が良く分からない脱力症状、例えば顔面麻痺など、あるいは逆にチックなどはパニック症状に近いのかな。こうした症例には迷走神経系をチェックするようにしている。関連して脳神経、自律神経系にアジャストして変化をみると挙げられるようになった。S.W.ボージェスの多重迷走神経理論(ポリヴェーガル理論)からみると、とても納得できる。この理論をもとに、どのように手技治療に応用すべきかを模索してきたが、やっと一つの形が見えるようになった。さらに、簡便な方法を追究していきたい。



by m_chiro | 2019-02-05 12:38 | 症例
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