9.16.は、出会い記念日
9.16.2012は「出会い記念日」
私は、どちらかと言うと人付き合いが決して得手ではない。 そんな私が、あるブログに出会ったのは数年前のことでした。それは「鍼灸武芸帳」というタイトルで綴られていた鍼灸師のブログでした。ブログは人ではないので、私は気楽に積極的な読者になったのです。鍼灸という領域の違う分野ということもあり、コメントを出すことも憚られていましたので、単なる一方的な読者に過ぎない存在でした。 ブログの記事には共感するところが多くありました。 その文脈の背景には、著者の人柄を彷彿とさせる文章を読み取ることが出来て、そこがとても魅力的なブログでもありました。 ある日のことです。 記事中で、著者は「ブログを終える」と突然宣言されたのです。なぜ?、と驚きながらも、私はこのブログのフアンであったことを告白して、読者としてのお礼を初めてコメントしたのですが、あの時の残念に思う気持ちは今でも新鮮です。ここから私と萩原先生との交流がはじまったのです。 嬉しいことに、それから萩原先生のブログはタイトルを「反証的、鍼灸・手技・心理臨床」と変えて再開されました。 それから私も自分のブログを綴るようになったのですが、それも萩原先生のブログの影響が少なからずあったように思います。 以来、時にコメントを交わしたり、お互いの記事をトラックバックしたり、メールでの意見交換など、記事に学びながらインターネット時代の交流が続きました。そんなわけで萩原先生の記事から学んだことは大きな財産にもなりました。ですから私にとって萩原先生はとても身近な心の師でした。 その萩原先生から声をかけていただきました。「六然社」という出版社主宰・寄金丈嗣先生が主催する講習会での講師を打診されたのです。鍼灸関連の企画にカイロプラクターが出向くことには一抹の不安もありましたが、ここは「ご縁」と感じるままに萩原先生のプロデユースに乗っかってみることにしたのです。 そして、この9月16日(日)に「直伝講習会第13回 孤独な角を持て!」(六然社の小窓))が実現しました。 「六然社主催の講習会(9.16)に、飛び入りワークショップ」 萩原先生と初めて対面することになった日(9.16)です。でも初対面という重たい緊張感などありませんでした。ごく自然に、まるで旧知の友にでも逢ったような感覚でした。また萩原先生の人柄が想像していたように温かくて、インターネットでもこんな付き合いの広がり方があることに驚かされもしました。 講習会が終わってから、「アフター懇親会」がありました。多くの参加者が出席されました。そして、入れ代わり立ち代わり質問攻めにあいましたが、話が弾むうちに奇妙な一体感が私の中で実感されるようになったのです。今初めて話をした関係性ではない不思議な感覚でした。 その夜ホテルに入っても頭が冴えて睡魔が訪れることもなく、気が付いた時には夜が明けようとしていました。 萩原先生、寄金先生、長谷川先生はじめ多くの参加者の皆さんは、すべてが9月16日の今あった方々です。それは初めてというより、旧知のできあがった関係性が「最初からあった」という感覚に近いものでした。こんな経験こそが初めてでした。 そんなわけで、私はこの9月16日を「出会い記念日」としました。
by m_chiro
| 2012-09-19 23:24
| 雑記
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