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高コレステロールの人は炭水化物を避けるべき!?
高コレステロールの人は炭水化物を避けるべき!?
(制限すべきはトロピカルオイルや動物性食品ではなく、炭水化物である)
家族性高コレステロール血症の人は、低脂肪食ではなく、低炭水化物食を摂るべきかもしれない、という米国サウスフロリダ大学からのレビュー報告。『BMJ根拠に基づく医療』誌に掲載。

数十年にわたり、家族性高コレステロール血症と診断された人々は、飽和脂肪の消費を最小限に抑えてコレステロールを下げ、心臓病のリスクを減らすように指示されてきた。しかし、今回発表された新しい研究では、これらの主張を裏付ける証拠は見つからなかったという。

家族性高コレステロール血症は、コレステロール値が平均的な人の2-4倍になる遺伝性疾患である。米国心臓協会などでは、飽和脂肪酸の多い、肉、卵、チーズや、ココナッツ油を避けることを提案している。けれども、5人の心臓専門医を含む、心臓病と食事に関する専門家の国際研究チームは、家族性高コレステロール血症の人々のための食事ガイドラインをレビューした結果、健康の専門家が低飽和脂肪食を勧める正当な理由を見つけることができなかったという。

「過去80年間、家族性高コレステロール血症の人々は低飽和脂肪食でコレステロールを下げるように言われてきた」とデビッド・ダイアモンド博士は述べている。「我々の研究では、より「心臓に健康的」な食事は、飽和脂肪ではなく糖分の少ない食事であることが示唆された。」

研究チームによれば、低炭水化物食は、肥満、高血圧、糖尿病などの心疾患のリスクの高い人々に最も効果的であるようだ。この結果は、制限すべきはトロピカルオイルや動物性食品ではなく、パン、ジャガイモ、スイーツなどの血糖値を上昇させる食品
をこそ最小限にすべきであるというエビデンスを提供する、最近『米国心臓病学会雑誌』に発表された別の論文とも一致しているという。

# by m_chiro | 2020-07-09 16:24 | 学術記事 | Trackback | Comments(0)
梅雨の合間の外
今年の梅雨は大雨警報が続出。
九州では堤防の決壊、山崩れなどが相次ぎ、死者を出す被害となった。
酒田もぐずついた雨続き。
雨上がりの合間に、老犬の空(くう)を庭先に連れ出した。
久しぶりの外の空気だね。
マロは、眼の見えない空を心配しつつ寄り添ってきた。
紫陽花は、雨に打たれてうなだれてしまった。
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# by m_chiro | 2020-07-09 10:54 | わん・にゃん物語 | Trackback | Comments(0)
梅雨空の合間に、あじさいが咲いた
梅雨空の合間に、あじさい!
紅白の色どりで、3種類のあじさいです。
いずれも挿し木で育てました。

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# by m_chiro | 2020-07-01 09:54 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(0)
甘過ぎる飲み物が腎臓を害する可能性

甘過ぎる飲み物が腎臓を害する可能性
HFCS(高果糖コーンシロップ)添加ドリンクで腎血管抵抗増大

 甘味飲料の中には腎臓を障害するリスクを持つものがあることが報告された。
果糖(フルクトース)コーンシロップで甘く加工したソフトドリンクを摂取すると、腎臓内部の血管抵抗が有意に上昇するという。米ニューヨーク州立大学バッファロー校のChristopher Chapman氏らの研究の結果であり、「American Journal of Physiology.Renal Physiology」4月6日オンライン版に掲載された。

 高果糖コーンシロップ(high-fructose corn syrup;HFCS)は、「果糖ブドウ糖液
糖」などと表示される食品添加物で、ソフトドリンクを甘く加工する際などに用いら
れている。Chapman氏らは、このHFCSが添加されたソフトドリンクの腎臓に及ぼす影響を調べるため、二つの研究を行った。

 まず一つ目の研究は、13人の健康な成人(平均年齢22±2歳、10人が男性)に、
500mLのHFCS添加ソフトドリンク、または同量の水を摂取してもらい、超音波ドプラ法で腎臓の血管の血流や血管抵抗の変化を検討した。

 その結果、HFCS添加ソフトドリンクを摂取した30分後には腎臓の平均動脈圧が有意に上昇し(3±5mmHg、P=0.03)、分節動脈の血管抵抗の有意な上昇も認められた(0.5±0.6mmHg/cm/秒、P=0.01)。一方、水を摂取した場合には、摂取前後で腎臓の平均動脈圧に有意な変化は認められなかった。

 交感神経を刺激する寒冷昇圧試験でも、水摂取時に比較してHFCS添加ソフトドリンク摂取時は、分節動脈の血管抵抗がより高まることが明らかになった。これらの結果から、HFCSは腎臓の血管を収縮させる作用を持つ可能性が考えられた。

 続いて行った二つ目の研究は、12人の健康な成人(平均年齢24±4歳、10人が男
性。3人は最初の研究と重複)を対象とした。HFCS添加ソフトドリンクと、HFCS以外(人工甘味料またはスクロース)を添加して甘くしたソフトドリンク、および水をそれぞれ摂取してもらい、腎臓の血流や血管抵抗の変化を検討した。

 その結果、HFCS添加ソフトドリンク摂取後の腎動脈の血流速度は、スクロース添加飲料や水の摂取後に比較して有意に低下し、腎動脈の血管抵抗は、水摂取後に比較して有意に上昇した。また、HFCS添加ソフトドリンク摂取後の分節動脈の血流速度は、人工甘味料添加飲料の摂取後に比較して有意に低下し、分節動脈の血管抵抗は、人工甘味料添加飲料や水の摂取後と比較して有意に上昇した。

 以上一連の結果を著者らは、「HFCSで甘く味付けした飲み物を飲むと、安静時および交感神経が活性化した状態において、腎臓の血管が収縮して抵抗が上昇することを示している」とまとめている。

 米国腎臓財団によると、同国の慢性腎臓病の患者数は約3700万人に上り、死因として乳がんや前立腺がんよりも多いとされていて、公衆衛生的アプローチが重要と考えられている。

# by m_chiro | 2020-06-17 08:49 | 学術記事 | Trackback | Comments(0)
「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」("The Knife Man")

Facebookの友達つながりから、「7日間ブックカバーチャレンジ」が届いた。
読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというもので、ルールは、①本についての説明はナシで表紙画像だけアップ、
②その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする、というもの。折角の機会なので、思い出の書としてコメントを付けようと思った。

ちょっとルール違反があるものの、記憶が曖昧にならないうちにメモとして残しておこうと思ったのである。

好きな本を7冊と言われても、長く生きていると7冊に限定するのも厄介な作業だ。
かと言って吟味している間もないので、記憶や思い出に残っていて脳裏に浮かんだものを適当に挙げて行こうと思う。

一冊目は、「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」("The Knife Man")
(ウェンディ・ムーア著、矢野真千子訳、河出書房新社、2007)

「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」(\"The Knife Man\")_c0113928_10232689.jpg


「正→反→合」の弁証法的発展プロセスに従えば、「反」つまり「異端」は発展形の重要なポジションにいる。オステオパシーやカイロプラクティツクが誕生する以前の正統医学(アロパシー)の学問と言えば、ヒポクラテスやガレノスの「四体液説」の概念的研鑽であり、治療法は「瀉血、瀉下、嘔吐療法」に終始していた時代である。

そこへ機能性の回復をめざしたオステオパシーやカイロプラクテイックなどの手技療法が出現した。


それは、それまでの正統医学に対する「反」そのものであった。つまり彼らは「異端者」でもあったわけだろう。ところがジョン・ハンターは正統医学の中の異端者そのものである。要するに、極めつけの異端者だ。この一人の異端者の出現は、近代西洋医学、特に外科医学に大きな変革と革新をもたらした。


なにしろ、この外科医の話題はいろんな小説などに隠喩的に登場してくる。例えば「モロー博士の島」、「ジキル博士とハイド氏」(ハンターの診療所は「ジキルとハイド」の家のモデルという)、「ドリトル先生」、乱歩の「孤島の鬼」など。

実像のジョン・ハンターを評価するするのは至難の作業とされる。それほどに、ハンターの異端ぶりが窺える。


博物学、人体標本の収集家(DDパーマーの骨標本収集と重なるような)、外科手術の開発、解剖教育、死体調達、臓器移植などなど。どれもがおぞましい話だが、書き手と訳者の才能によって、笑えたり引き込まれてしまう本である。


この時代の、極めつけの異端者、変人、奇人、変態、有能な外科医....どう呼んでも、ジョン・ハンターの顔が覗けるだろう。


# by m_chiro | 2020-06-11 10:25 | Books | Trackback | Comments(0)



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