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「犬に名前を付ける日」(映画予告)
我が家の犬たちは、捨て犬や捨て猫を救援し里親を探す「ちばわん」から来ました。
このブログの右上の写真が、我が家の「桐子(きりこ)」と「空(くう)」です。

救助に当たる人たちの活動には頭が下がります。
救助された犬たちは、担当者がそれぞれ一次預かりで里親を探しています。
並の苦労ではないでしょう。

そんな犬猫救援隊の活動のドキュメンタリーをドラマ化した映画がつくられました。
10月31日(土)から全国で順次公開される予定だそうです。

「犬に名前をつける日」

ぜひとも観たい映画です。
封切りが待ち遠しい!



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by m_chiro | 2015-08-28 21:35 | わん・にゃん物語 | Trackback | Comments(0)
合歓の花と芭蕉の句
昨日の日曜日、山形県と秋田県の県境にある「象潟」までドライブした。
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象潟の道の駅に「合歓(ねむ)の花」の鉢植えが売られていて、思わず購入する。
合歓の花は、とても可憐な花である。

今朝、花が咲いていたので写真に撮った。
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象潟は、芭蕉が訪れた最北の地である。
その時に詠んだ句のひとつがこれ。

「象潟や 雨に西施が 合歓の花」(芭蕉)

芭蕉も、象潟に滞在して、合歓の花に心を止めたのだろう。
西施(せいし)とは、絶世の美女とされた女性の名である。
中国春秋時代の越国の女性で、スゴイ美人だったと伝えられている。

越国と呉国は敵対関係にあり、戦いで越国は呉国に敗れてしまった。
そこで越国は、絶世の美女「西施」を呉の国王に差し出したのだ。

呉の国王は西施を溺愛するあまり、政治をおろそかにしてしまう。
そのために次第に呉の国力は衰退し、ついには越国に滅ぼされてしまう。
そして西施は、元カレの男と共に五湖に船を出し、それ以来消息も不明となったという。
 
芭蕉の句に出てくる「西施」とは、この越国の絶世の美女のことだ。
合歓の花の風情と西施をダブらせて眺めたのだろう。
西施が雨に濡れて、眼を閉じて眠っているようだ、と詠んだ句である。
雨の中で咲いた合歓の花が、まるで西施の憂いのように芭蕉には映ったのだろうか。
芭蕉の句の中でも、とても心に残る大好きな句である。
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by m_chiro | 2015-08-24 13:06 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
えっ! 詐欺?
以前から欲しいと思っていた医学史の書籍がある。
定価は8,000円だが、絶版になっている。

古書を探したら、プレミアがついて定価の2~3倍の価格だった。
いくらなんでも高すぎだ~。
書名でネット検索をしていたら、48% OFFで出品されていた。
4,800円(送料無料)である。
なんとラッキーな!
調べてみるもんだなぁ~、と迷わず注文した。

このWebサイト、古書でもあらゆるジャンルのものが揃っている。
医学書もマニア向けの本が多い。
私が注文した書籍の在庫数が200冊あった。
この本が、なんで200冊も在庫があるの?
訝ったが、きっと出版元が倒産でもして在庫をすべて引き取ったのだろう、などと勝手に解釈していた。

支払方法は口座引き落とし、あるいは現金前払いの口座振り込みの2つである。
もちろん口座振り込みにした。

注文後にメールが届いた。女性の名前だった。
振込口座が記載されていたが、札幌の銀行で名義人は中国名だ。
早めに振込ください、と注意書きがある。
すぐに振り込もうと思ったが、忙しくしていて5日後になってしまった。
メールから5日後の昼休みに、ATMから4,800円を送金した。

夕方になって、銀行から電話があった。
「送金した口座が凍結されていて振り込めませんでした。」
ついては返金するので、早めに受け取りに来くるようにということだった。
凍結??、なんで? この時点でもまだ、その本欲しさに頭の中は「?」だけだった。

それから1時間ほど経って、今度は警察から電話が来た。
刑事2課・知能犯係からである。
銀行から「怪しい..」と電話が入ったらしい。

どうも詐欺の可能性が高いので、詳しい話を聞かせてほしいというのである。
サイトのコピーとメールコピーを持って警察署まで出向いた。
そこから担当の刑事さんが探ったら、サイトはロシア経由で、名義人は中国人、メールはホットメールになっている。
やられた! だが幸いに被害はなかったのだが....。

翌日、刑事さんが訪ねてみえた。
やはり詐欺サイトで、北海道、長野、大阪、そして今度は山形県でこの銀行口座を凍結したという報告だった。
お礼にと菓子箱持参されたが、私は実際被害にあったわけではない。
それでも札幌の口座が凍結される前に送金していたら、泣きをみるところだった。
なのに、あの本は欲しかったなぁ~、とまだ後ろ髪を引かれている(アホだ!)。

サイトも手の込んだ作りで、扱う商品も古書だけでなくいろんな物品が写真入りで公開されていた。
罠が、巧妙に貼られている世の中である。

「用心! 用心!」
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by m_chiro | 2015-08-18 17:54 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
お知らせ
残暑、お見舞い申し上げます。

休診のお知らせ
8月13日(木)~16日(日)まで、
お盆休みをとらせていただきます。


まだまだ暑い日が続きます。
お身体ご自愛ください。
熱中症などにもお気を付けください。

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「空も暑いんよ~! だから涼しいところで寝てるんよ。
みなさんも水分をとるように気をつけてね。

桐姉ちゃんはご老体だから、廊下の風が抜けるところを独り占めなんよ。
それでも桐姉ちゃんの食欲はスゴイんよ。
自分の分を早く食べて、空の分まで狙うんよ。
だから、いつもお父ちゃんに怒られてるんョ。」


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「記憶にないなぁ~..........」(桐)
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by m_chiro | 2015-08-12 07:12 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(2)
「よく眠ることが大切もう一つの理由」(ジェフ・イリフ:TEDより)
眠りと「脳の老廃物排除システム系」について
TED日本語 - ジェフ・イリフ: よく眠る事が大切なもう一つの理由
(上の表題をクリックすると、TEDでのジェフ・イリフの講演が観れます。)

下のは「ナショナル・ジオグラフィック」の記事。同じ内容である。
「脳の自浄システムが明らかに」


c0113928_11365094.jpg解剖学者の三木成夫先生の著作には、「個体は系統発生を繰り返す」という生物学の発生の原則について知ることができる良書が多くある。

ヒトは、胎内での10ヶ月間に動物が進化してきた全過程を繰り返して、この世に生れ出るということになる。
とても神秘的である。それで発生学にも俄然興味がわいてくる。

そういう意味では、医学史にも温故知新がある。
例えばガレノスという約2000年も前のローマ帝国時代のギリシャの医学者。
古代医学を集大成した人だ。

そのガレノスが睡眠の重要性を説いた。
睡眠が重要だとは現代でも広く知られるところである。

が、ガレノスは、人間の脳には原動力となる液(今では脳脊髄液のことか)があるのだという。
我々が起きて活動しているときは、その原動力である脳脊髄液が身体各部から全体に行き渡って、活力を生む。
それが干上がってしまうと、寝ている間にその液が脳に流れ込んで脳を潤し新たな活力を生む、とする説である。

今日の脳科学は、それを裏付ける研究として紹介している。
身体の老廃物の代謝はリンパ系が受け持っている。
ところが脳にはリンパ系が存在しない。
では脳内の栄養物の摂り込みや老廃物の代謝はどこが受け持っているのだろう。
マウスを用いた実験から、とても興味深い巧みな代謝システム系の存在が浮かび上がった。

動画で見ると、とても美しいシステムである。
血管外壁と脳脊髄液システムによる代謝系と睡眠とのかかわりが鮮明になって、ガレノスの説いていたことが現代科学の基に解説されようとしているのだ。
FB上で紹介されている講演を観て、感動的だったのでここにも紹介しておきたい。

是非、ご覧下さい。興味深いですよ。睡眠が大事なのだと、あらためて思います。
過去を紐解きながら、新たな裏付けを知ること。
発生学も大切だが、医学史も大切だね!

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by m_chiro | 2015-08-06 12:11 | 「神経学」覚書 | Trackback | Comments(0)
終末の迎え方を考えさせられる記事
医師である宮本顕二・礼子ご夫妻が、北海道で「高齢者の終末医療を考える会」を立ち上げている。
その両氏が“yomiDr”に書かれているブログ記事「今こそ考えよう 高齢者の終末期医療」を読んだ。
例えば、「欧米にはなぜ、寝たきり老人がいないのか」

その理由を次のように書いていた。
高齢あるいは、がんなどで終末期を迎えたら、口から食べられなくなるのは当たり前で、胃ろうや点滴などの人工栄養で延命を図ることは非倫理的であると、国民みんなが認識しているからでした。逆に、そんなことをするのは老人虐待という考え方さえあるそうです。

要するに自然に任せることを優先するということだろうが、では食を絶つことで餓死の苦しみを強いることになりはしないか、という問題にぶち当たる。

それでも介助によって固形物から流動物にすると、摂食が可能になるのだが....。
ところが脳細胞が減っていくと、口や喉の筋肉の動きをコントロールできなくなる。
病気の進行に伴って食事の認識もできなくなり、食欲もなくなって、やがて寝たきりになる前に死を迎えるという。
餓死は飢えに苦しむからで、飢えが起きなければ苦しみを起きないのだろう。

人それぞれの終末の迎え方にも、個々人の希望もあることだろうが、死を身近に考えながら自分の終末の在り方に心しておきたい。そう思った記事だった。
こうしたお二人の医師の意見を一冊にしたのが、「欧米に寝たきり老人はいない」(中央公論社)である。

今年の夏は、酷暑続きである。
そして暑い8月になると、亡父のことを思い出す。
早いもので13回忌が過ぎた。
父は85歳で食道がんになった。ステージ3だった。
積極的な治療を避けて放射線療法を受けたところ、食道を半分ほど占領していた腫瘍が一時消失したのだった。
ところが数か月後に再発、今度はステントを入れることになった。
それでも反回神経麻痺のために誤飲や摂食障害が高じて、担当の医師からは胃瘻も勧められた。
が、父はそれを拒否した。
父は意識も意志もしっかりしていて、新聞を読み切るのを日課にしながら自適に病院で過ごしていた。
点滴は受けたが、食べ方や飲み方も自分なりに工夫をして、時間をかけながら可能な努力を怠らなかったし、そのための泣き言など一言も聞いたことがなかった。
それでもやはり寝たきり状態が続くようになって間もなく、8月の末には静かにこの世を去った。

ホントに強い人だった、と命日が来るたびに思い出す。
宮本先生ご夫妻の記事を読みながら、亡き父のことと重ねて、自分の終末の在り方に思いをつないでみた。
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by m_chiro | 2015-08-05 11:34 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
奇妙な体験(幸田セミナーに学ぶ2)
歯科医師・幸田秀樹先生のセミナー(「部分と全体:幸田セミナーに学ぶ」で患者モデルになった。

奥歯の欠損やブリッジ装着をしていると、噛みしめる行為で側頭筋の線維に負荷がかかりやすくなる。
そのために側頭筋に圧痛や筋緊張が生じて側頭骨のリズム運動まで阻害されることがある。
悪化すれば鱗状縫合が骨化して、聴覚にも問題が生じることがあり得る。
というわけで、私は右の聴覚に問題がある。
音叉(128Hz)での検査でも左右差があった

さて、この問題をリリースすると、どんな変化が起こるだろう。
それで治療デモを受けた。
幸田先生の指名で、荒木寛志先生がデモを行ってくださった。
(注:荒木先生はセミナー主催側である同友会の会長である。その上、日本カイロプラクティック師協会(JSC)の会長でもある。徒手医学会の役員もされているが、それだけにとどまらない。学会発表の常連で、しかも学会賞を総なめにしている。そんなスゴイ先生である。業界の会員には全国を飛び回ってセミナーを行い、まさに獅子奮迅の働きなのだ。私は荒木先生とは長い付き合いになるが、いつも変わらぬ物腰で愛すべき人である。変わるのは酔っぱらった時ぐらいだろうか…。でも、どんなに酔っ払っていようと、常に熱い指導で怠りがない。ふらつきながらでも教えてくれる。睡魔に襲われて意識がほぼ飛んでいるのに、指導している手を離さない。そして常日頃は、どんな時でも悠然と構えている。この人の辞書には、緊張感という言葉はなさそうである。羨ましい限りである。もちろん治療は押して知るべきで、魔法のような技術を使う。)

なんとも光栄なことに、その荒木先生に触れていただいた。
荒木先生が側頭骨に手を触れた途端に、私の身体の内部がグラッと揺れた。
すごいエネルギー(私的には電磁気力かな…)である。
勝手に身体が動き出すのではと思えた時に、干渉作用がはじまった。同相干渉である。
グラグラと同調している。身体は、その同調に抵抗するように反力を起こすような感覚がある。
やがて同期作用がはじまって、位相干渉に入ったと思えた時に終わった(私的には位相干渉が完全に起こるまで、もう少し待ってもよかったのかな?..、と思えたが)。
それにしても、すごいエネルギーのパワーだなぁ~、と思った。

さて、変化はどうだろう?
側頭筋の圧痛も消えている。再び音叉で確認する。
右、振動音がクリアに聞こえる。最初より音も高く聞こえるが、距離の伸びには有意な変化がなかった。

では、左は….。
えっ!振動音が聞こえない!! 
聞こえているようでもあるが、余りのも微かでいつ始まって、いつ聞こえなくなったのか弁別できないほどである。

幸田先生が顎口腔系の問題を確認すると、これも最初の問題がすべてクリアになっている。
私自身も良い具合の身体状態を感じている。
側頭筋の圧痛も緊張も消失しているのだが…。

追加で、幸田先生が三叉神経を治療して下さった。
でも、音叉の聞こえに変化はない。
歯の噛み合わせは広がっていて、顎機能も良好な状態なのに…、である。

しばらく、時間を置いて何度目かの音叉判定を行った。
音叉の検査は難しい。正確性が欠ける。
そこでより正確性を期すために、荒木先生が持参した秘密兵器の音叉を使ったのだが….。

今度は右もよく聞こえて、少し距離が伸びている。
左も聞こえ出した。

何でこんなことが起こるのだろう….。
いろいろ推測したのだが、よくわからない。
あまりにも強力なエネルギーが急に入って、その反力作用で正常な聴覚系が一時的にダウンしたのだろうか、とも思えた。
調和共鳴でガラスのコップも割れるほどだから、聴覚系に一時的なダウン現象が起こっても不思議なことではないだろう。

それとも、位相干渉がクリアなコヒーレンスとなるまで、もう少し施療の時間が必要だったのかもしれない。
いずれにしても、大変得難い経験をさせていただいた。
幸田先生、荒木先生にあらためて「感謝!」である

全くタイムリーなことに、sansetu先生がブログに「可逆的な器質因」と題する記事を書いておられた。
これも同期現象だろうか、などと思いながら、いちいち頷きながらその言葉を噛みしめた。
短い記事なので、全文を引用したい。

可逆的な器質因

鍼灸手技療法によく反応し、治療するとその場で楽になり、数日間はすこぶる調子が良いのに、その体調の良さが持続しない人がいる。
それが本人の日常的な不摂生によるものならば自業自得でしかないが、特に心当たりもないのにいつも治療後数日で体調の悪くなる人に考えられることは、毎日長時間に亘り影響している何らかのマイナス要因の存在が考えられる。
たとえば歯の噛み合わせの不正などはその典型かも知れない。
特に側頚部に常にコリを持っているような人はその可能性が高い。
現代派の鍼灸師は舌よりも歯を観察した方がいいだろう。
噛み合わせの不正は可逆性の要因であり修正可能ではあるが、器質因ゆえに通常の機能調整では問題解決しないことになる。
心当たりのある患者に腕の良い歯科医の受診を勧めることは無駄ではない。


適切な指摘と思う。
鍼灸師に限らず、治療家はひとしく心すべきことだろう。
ただ、紹介すべき歯科医師の情報が少ないことは、憂慮すべきことかもしれない。
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by m_chiro | 2015-08-01 09:44 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(2)



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