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空の誕生日に
空の誕生日に一時預かりのMikiお姉さんから、誕生日のプレゼントが届いた。
キアッケレカーニさんの「愛犬用・山羊のお乳」である。

私が子供の頃、父がヤギやヒツジ、アンゴラウサギなどをを飼っていた。
たくさんいたなぁ~!

羊の毛やアンゴラの毛はセーターに、山羊はお乳を搾って飲んだ。
何もなかった戦後の子供時代のことで、味の記憶はもうない。
なにしろ母乳に一番近いのだそうだ。
だから、山羊のお乳で育った乳児もいた時代のことである。

この山羊のお乳が見直され、牛乳に変えて山羊乳を飲む人もいるらしい。
栄養価が高く消化吸収も良いらしい。
今は、ペットの飲料用もあるんだね。

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空:「何これ?…..なぁ~に?」

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空:「うん、おいしいぞ~!」

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空:「ボトルも、きれいに舐めとこ….モッタイナイからモッタイナイ....」

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「おいしかったなぁ~!コレ元気がでそうなんよ~」
「ありがとう! おねえちゃん!」
「......口の周りも綺麗に舐めとけって?....」

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by m_chiro | 2014-08-27 17:58 | わん・にゃん物語 | Trackback | Comments(2)
「痛み学」NOTE 63. 慢性痛に移行する体内環境 ②
「痛み学・NOTE」は、日々の臨床で痛みと向き合っている医師や日本を代表する研究者の著作あるいはホームページを通して学んだり考えたりしたことを、私の「学習ノート」としてまとめ、書き綴るものです。


63. 慢性痛に移行する体内環境
② 痛みの前駆ステージを見逃せない


こんな患者さんがいた。中年の女性であったが、既往歴を聴くと部位を変えて痛みが続発し、あるいは再発し、10年にも及んでいるのである。
腕、顎関節、肩に首、腰、膝、足首と痛みが移動するように続いて、あげくにRA陽性となった。
抗リューマチ薬が処方されているが、両足底から趾にかけて腫れて痛むため歩行がままならないのだという。なぜ、こんなに部位を変えて痛みが続くのだろう。それが一番気になった。

心理的ステージも見逃せないが、食の嗜好もあなどれない。
そこで、食の偏りや間食の嗜好などを尋ねてみた。
するとアイスクリームと駄菓子が大好きで、冷蔵庫にはアイスを切らしたことがないのだそうだ。
ポテトチップなどのパッケージ菓子も、開封したら食べきってしまうほどに好物だという。
これでは痛み物質の再生工場のような体になるだろう。

延々と食と痛みの関係を説いて改善してもらうことにした。するとどうだろう。
数か月後には別人のように活動的になった。
一日に5,000~1万歩も散歩するようになり、旅行に出かけては15.000歩も歩いたと健脚を誇るようになったのである。こうした改善例はたびたび経験するところでもあろう。

炎症は組織の損傷に端を発するが、実はその炎症も治癒を促す過程にある(NO22-「59.炎症・腫脹にみる合目的活動のダイナミズム」)。
ところが慢性に移行するケースでは、「炎症-治癒のプロセス」が機能しない。
それどころか逆に組織傷害が反復するという悪循環にはまるのである。

「炎症-治癒のプロセス」では、炎症性物質と抗炎症性物質のせめぎ合いによって、炎症の鎮痛と組織修復がもたらされるのだ。
組織が修復できなければ、病理的な変性疾患に移行する。
関節リュウマチもそのひとつであるし、筋骨格系の痛みが慢性化するのにも同様の原理が作用することがある。
要するに「痛みの前駆ステージ」を促進させるような食に留意することも重要なのである。

では、どんな食物が痛みの前駆ステージを促進させるのだろう。
よく知られるところでは、精製された穀類、小麦粉製品、穀物食の肉類と卵、パッケージ食品と加工食品、揚げ物、トランス脂肪酸と含有製品、オイル(コーンオイル、サンフラワーオイル、大豆油、多くのサラダ・ドレッシング製品)などが前炎症性に関与するとされている。

痛みへの「罠」は至る所にある。
魔法のようにすべてを解決できる鎮痛薬などもない。
前炎症段階をもたらす食を改善することは、重要な鎮痛要因のひとつでもあるのだ。

人間は遺伝子的に旧石器時代から狩猟採集食に適応しているのだろう。
代表的な食物は果物・野菜・ナッツ類・じゃがいもなどで、鮮魚や草食あるいは牧草食の家畜肉などがあげられている。
一方、現代食では精製穀類、小麦粉製品やトランス脂肪酸を含む加工食品・パッケージ食品、揚げ物などに代表される前炎症性食品にあふれている。

こうしてみると、抗炎症性食物と前炎症性食物との間には特徴的な傾向がみえるようだ。
ひとつは植物食の摂取不足である。
これはカリウムやマグネシュームの不足を解消するために働く食物である。

もうひとつはΩ6脂肪酸の過剰摂取だろう。
多価不飽和脂肪酸にはΩ6(リノール酸/n-6)とΩ3(αリノール酸/n-3)があり、これらは植物から得られる必須脂肪酸である。
このΩ6とΩ3の摂取割合によって、前炎症と抗炎症のステージが分けられる、とする提言がある(「炎症と痛みに対する栄養学的配慮」David R.Seaman,D.C.)。
その要旨を図にまとめてみた。
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「Ω6:Ω3」の割合は「1:1」が理想とされている。
ところが、現代のアメリカ人の標準では、「20~30:1」以上の割合でΩ6が圧倒的に多量な傾向にあるらしく、この割合は極めて「前炎症段階の食」ということになる。
だからこそ努力目標としての割合を「Ω6:Ω3=4:1」としており、この割合は「前炎症」のステージと「抗炎症」のステージを分けるボーダーラインだという。

要するに望ましい割合というわけだ。が、この望ましい割合を今日の食文化の中で実施するのは、確かに努力がいることだろう。
そう考えると、今日の標準的な食生活というのは、痛みが蔓延して社会問題化している現代の一面を言い得ているのかもしれない。
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by m_chiro | 2014-08-19 12:39 | 痛み学NOTE | Trackback | Comments(0)
侵すべからざる壁(BBB)は神経の可塑性にどうかかわるか?
日経サイエンス513号の記事は、血液脳関門(BBB)に関する最新情報を紹介している。
あらためて興味深く読んだ。
「血液脳関門をこじ開ける(J.インターランディ)

血液脳関門の存在を最初に発見したのは、エールリッヒという、ノーベル医学賞を受賞したドイツの細菌学者である。
「化学療法の父」と称されていて、「特効薬」なる言葉の生みの親だそうだ。
梅毒の特効薬を開発したのもエールリッヒである。
梅毒は全身的に侵される細菌性の病気で、最終的には脳が侵される。
エールリッヒが、研究室でマウスの血管を染色法で調べる実験中に脳のバリア機構を発見した。実際は、エーリッヒの研究を手伝っていた学生のようだ。

マウスの血管に注入し色素が脳だけに届かなかった。
逆に脳血管に注入した色素は脳だけを染色し、全身に届かなかった。
いわゆる血液脳関門(BBB)の存在が証明された瞬間である。
脳組織には一部の物質しか通さないバリアが張られている。
このバリアは「侵すべからざる壁」とされ、1世紀以上も広く研究される対象ではなかったようだ。
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ところが近年は顕微鏡の性能が向上した。
特に「2光子顕微鏡」の開発により、リアルタイムにBBBを観察できるようになった。

このバリア機構を担うのは血管の内皮細胞とグリア細胞だ。
脳の血管はヒトの標準で600kmもあるらしい。そのすべての血管の内皮細胞はとても緻密であるという。
驚くべきことに血管細胞は脳の細胞と情報交換し、相互に影響を共有しあっている。
どの分子を受け入れ、どれを遮断するか決めるのも、相互の情報交換によるのだろう。

その血管壁は周辺細胞(ぺリサイト)が覆い、更にその上をアストロサイト細胞が覆い尽くすように張り付いて、バリア機構をさらに強固にしている。この完璧なバリアを、ミクログリア(中枢神経常在のマクロファージ)が巡回して防御している。その神経細胞の数は1000億個に及び、まさに「神経血管ユニット」の防御態勢である。

最新の研究では、神経変性などの難治な疾患、例えばアルツハイマー、パーキンソンD、てんかん、多発性硬化症などがBBB機能の破綻に原因しているのではないかと見られているようだ。
それを様々な技法で、血管内部から投薬する研究が進められているという。

多発性硬化症に関する研究の紹介では、難治性の痛みとの関連からも興味深いものがあった。
多発性硬化症は消耗性の筋痛や痺れ、視力障害などを繰り返す疾患である。
この疾患は軸索のミエリン鞘に損傷が生じるのであるが、その難治性で反復する症状がBBBの破損によるものではないか、と研究者の間では疑われるようになった。

MRIを用いた研究も進んでいて、BBBのバリア機構の破損を調査しているようだ。
BBBの破損によって関所が破られ、白血球が毛細血管から脳に入りすぎる。
それがミエリン鞘を攻撃する。
BBB破損の原因は活性酸素で、この酸化をブロックする抗酸化剤をマイクロカテーテル法などによってBBBの血管内に入れて、関門の安定化をはかることが検討されているのだという。
そうなると、多発性硬化症は免疫系の病気ではなく、BBBの病気だということになる。

BBBは、ヒトなどの動物に備わった脳と血管が手を組んだセキキュリティ・システムだということを知ることができる。
難治の病気にBBB防御システム系が関わっているとしたら、新たな治病の在り様も見えてくる日が近いのかもしれない。
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by m_chiro | 2014-08-18 07:39 | Trackback | Comments(0)
今日のダリアは「山開き&浮気心」
日曜日(8.3)は真夏日でジリジリする暑さ。
庭に別の種類のダリアが咲いた。
今朝は切り花にして治療室へ飾る。
「山開き」と「浮気心」という名前のダリアである。

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by m_chiro | 2014-08-04 08:07 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(0)
庭にダリアが咲いた!
昨年10月に、秋田の国際ダリア園に行った。
その時の記事。
「ダリアに魅せられて」

注文していた球根が届いて、春に庭に植えておいた。
そのダリアが開花した。
「ベクトル」という花。赤紫の色がとてもきれいだ!

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早速、治療室に飾る。
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飲み干した酒瓶に活けた。
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by m_chiro | 2014-08-02 09:26 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(0)



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