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年末年始休診のお知らせ

年末年始は、
12月30日(木)~1月3日(月)まで
休診いたします。


この一年間、拙い記事にお付き合いいただき有難うございました。

あっと言う間に一年が終わるような気がしています。

大晦日の今日は、時に細やかな雨が降り注いだりしますが、
比較的穏やかな天候です。

昨日、今日と、大掃除やら、一年の整理に明け暮れてやっと一息ついたところです。

田舎暮らしは神事・仏事の慣習も多く、そんなことをやりながら一年の終わりを実感し、
新しい年への期待を込めて行くことになります。

どうぞよい年をお迎えください。
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by m_chiro | 2010-12-31 12:17 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(0)
イブの夜は大好きな「The Rose」を聞いて
イブの夜は大好きな「The Rose」を聞いて

「The Rose」は、27歳で夭逝した伝説のロックとブルースの歌手・ジャニス・ジョプリンをモデルにした映画。
その映画の中で、ジャニスの役を演じたベット・ミドラーがテーマ曲を歌って有名になった。

クリスマス・イブの今夜は雪。
ホワイトクリスマスと言いたいところだが、生憎の暴風雪、道路はアイスバン、ひどい天気である。
暖冬で雪が少ない冬とは言え、東北の冬はやはり堪える。
そんな冬に力を得るような歌が「The Rose」。「愛」の歌だ。

先ずは、ベット・ミドラーの歌を翻訳つきの映像と、歌をなぞるように流れる画像で聞いてほしい。
とてもきれいな翻訳だと思う。
いい詩です。



さて、今度は同じ歌を手蔦葵さんのカバーで聞いて下さい。
彼女の歌声も心にしみます。


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by m_chiro | 2010-12-24 23:50 | 雑記 | Trackback | Comments(2)
「痛み学」NOTE37. 痛みの臨床的指標
「痛み学・NOTE」は、日々の臨床で痛みと向き合っている医師や日本を代表する研究者の著作あるいはホームページを通して学んだり考えたりしたことを、私の「学習ノート」としてまとめ、書き綴るものです。

37.痛みの臨床的指標

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上の図は、デルマトーム(dermatome)として発表された主なものである。
こうして見ると、デルマトームは必ずしも同じものが採用されているわけではないことが分かる。
デルマトームとは脊髄神経後根が支配する皮膚領域、つまり求心性の感覚神経の皮膚支配領域のことであるが、脊髄が形態的に分節構造を持っているわけではない。
したがって皮膚節の境界も曖昧なわけで、あくまでも機能的な分節が31対の脊髄神経支配で区分けしている。
当然のごとく、その境界に定説はない。極めて不確定である。

デルマトームに対して、遠心性の運動神経支配領域は筋分節(ミオトーム)と呼ばれている。
上のデルマトームの様々な図をみると、臨床上の印象としてはどうもkeegan&Garrettの図がより合致しているように思われるのだが、どうだろう。
デルマトームは、脊髄疾患がどの分節レベルにあるのか判断する上で有用である。
しかし、末梢に放散する痛みをデルマトームに照合しても、ピタリ合致するケースには先ずお目にかかれない。

内臓疾患では、その病巣部上の体壁において筋・筋膜が緊張あるいは皮膚の変化が見られるとされている。
つまり内臓疾患の関連痛はデルマトームに出現することが多いということであるが、筋肉からの関連痛はデルマトームに出現するわけではない。

臨床で有用性が高いのは、TP(トリガーポイント:Trigger Point)パターンの図である。
TPによって誘発される関連痛を示したもので、その専門の成書にも掲載されている。
またインターネット検索でも入手できる。このTPパターンの図は、関連痛の発信源を探る参考としてベッドサイドでも便利に利用できる。
それでも、こうした関連痛はマニュアルと合致しないことがあり、関連痛のメカニズムは未だ全容が明らかではない。

そもそもTPとは何か。
侵害受容器が発痛物質によって感作され過敏状態になった病態で、その過敏点が引き金となって様々な痛みや関連痛を引き起こすポイントである。
要するに、筋・筋膜由来の侵害受容性疼痛をもたらす痛み信号の発信源になっている。

この関連する痛みは筋・筋膜性疼痛症候群(Myofascial Pain Syndrome:MPS)として知られているが、通常は医科の診断名として使われることはない。
そもそもMPSという診断名自体が存在しないのだろう。
そんなわけで、MPSの病態は他の疾患名として診断されているのが実情のようだ。
例えば、椎間板ヘルニアによる頸部および腰部の神経根症、脊柱管狭窄症、変形性関節症などとされる痛み症状は、その典型であろう。
そこには、適切な治療が行われることがない、という実態も含んでいる。
不幸なことにMPSの病態は原因不明とされやすい。
あるいは、異常がないとされる。
または詐病や心因性、神経症と扱われやすい。
こうした患者さんが、慢性痛になり、痛みの難民患者となっている実情も看過できない問題なのである。

また、骨膜痛点パターンも見逃せない。
運動機能障害の患者さんには、よく診られる。
TPパターンと同様に骨膜痛点パターンも押さえて置くと便利に使える。
例えば、剣状突起や恥骨結合上縁の骨膜痛点は腹直筋の緊張に関わるし、大転子の骨膜痛点は股関節疾患や外転筋の緊張をもたらす。
また、T5,6棘突起の骨膜痛点は下頸部疾患や胸腰部疾患に関与することがあり、脊柱傍深筋の緊張はL5棘突起の骨膜痛点の影響を受けやすい。
こうした骨膜痛点の反射変化は30項目ほどある。
それでも、例として挙げた関連性からも分かるように、多くは解剖学的位置関係からその関連性を想定しやすいものが多いようである。
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by m_chiro | 2010-12-24 18:16 | 痛み学NOTE | Trackback | Comments(2)
「痛み学」NOTE36. 筋の攣縮は痛みの悪循環の基になりやすい
「痛み学・NOTE」は、日々の臨床で痛みと向き合っている医師や日本を代表する研究者の著作あるいはホームページを通して学んだり考えたりしたことを、私の「学習ノート」としてまとめ、書き綴るものです。

36. 筋の攣縮は痛みの悪循環の基になりやすい

筋肉の緊張による痛みは、多くの人が経験しているだろう。ありふれた痛みである。
筋緊張が更に高まると攣縮(spasm)となる。
侵害受容性疼痛には、必ずつきまとう現象である。

その仕組みを次のように説明できる。
侵害受容性疼痛には2つのルートがあって、一つは筋肉とその他の組織の傷害や病変によって脊髄反射性の攣縮が起こるルートである。
もう一つは、脳の不安情動系が心理的・情動的緊張や持続的ストレスによって作動し、交感神経が緊張する。
あるいは副腎が刺激されることで血管が収縮する。
いずれもが血管の収縮に関与し、この事態は筋肉組織の虚血状態となって酸欠がもたらされる。
酸欠は筋組織の危機状態である。そこで攣縮が起こる。攣縮が更に血流を阻害する。

こうした筋組織の変化は、必ずしも明らかな損傷だけによるものではない。
さまざまな要因で起こり得る。
心理・情動的な問題から修飾された痛みルートもあれば、筋のオーバーユースでも起こる。
または、外部環境の変化、例えば冷気などにも反応するだろう。
これらが脊髄への求心性入力の異常な増加となり、脊髄反射が遠心性の異常なインパルスとなって、筋の過緊張がつくられることになる。

この痛みとスパズムのメカニズムは「悪循環パターン」を作りやすく、このサイクルには持続性がある。したがって、この悪循環パターンを断ち切るためには、どうしても外部からの介入が必要とされるのである。

こうした虚血性の攣縮をリリースすることで、何がもたらされるのだろう。
先ずは、局所の血管が拡張されることで疲労物質や痛み物質などの排泄を促進することが出来る。
次に、エンドルフィンが放出されて鎮痛機序が働きだす。
また、筋の過緊張がもたらす異常な反射を抑制することができる。
そして、筋のトーンが正常に回復し筋機能が正常に作用する。
代償性の姿勢変化を改善することも可能だろう。
まだある。体性―内臓反射を正常化できるし、関連痛をも軽減できる。

カイロプイラクターは、患者の症状を脊椎や関節のミスアライメントに根拠を求めるが、それは筋の異常な過緊張に先立つものではない。
こうした後発性の影響を考えると、筋の攣縮には早めに手を打つ必要がありそうだ。
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by m_chiro | 2010-12-22 13:57 | 痛み学NOTE | Trackback | Comments(0)
末梢神経幹の圧迫痛は、あり得るのか?
末梢神経の周膜と上膜にも侵害受容器が存在することが明らかになってきた。
それは、軸索から周膜と上膜に枝を伸ばした「神経の神経(nervi nervorum)」の終末に存在する。
この侵害受容器は1963年頃から論文に登場するようになり、1995年にBoveとLightが免疫・組織化学マーカーを活用して組織学的に明らかにしている。

このことはJ.P.Barral著「末梢神経マニピュレーション」(2010年、科学新聞社刊)に記載されているが、実際、その役割の詳細は謎でもある。
ただし機械的刺激では、圧迫よりも伸長される刺激に敏感に反応するようである。

さて、この「神経の神経」の侵害受容器の存在が、末梢神経の圧迫痛の根拠にされるようになった。確かに、侵害受容器が存在するのであるから、神経幹の圧迫は「痛む」と考えるのは常套であろう。

しかし、侵害受容器はセンサーではない。だから「閾」がある。
その「閾」も一様ではない。個体差もある。その設定をどこが行うのか、それもまた謎である。
同じ受容器でも固有受容器とは意味合いが違うのである。

最近の研究では、非常に高い「閾」を持つ侵害受容器の存在も明らかにされているようだ。
これらは「silent(sleeping) nociceptors;沈黙の(眠れる)侵害受容器」と呼ばれており、通常は化学感受性で機械的刺激には非感受性という特徴がある。

そう考えると、「神経の神経」の侵害受容器が常態時にはサイレントな受容器であってもおかしくはない。
むしろ、そう見た方が生体における反応との喰い違いを納得できる。

それに侵害受容感覚(nociception)は「痛み症状」ではない。
「痛み症状」とは、侵害受容感覚によって起こり得るひとつの結果なのである。
あくまでも推測に過ぎないが、この末梢神経上膜の侵害受容器は、末梢神経が損傷した時に、例えば末梢神経が限界域を超えて引き延ばされたりすることで、神経に損傷が起こると作動するのではないかと思える。
そうなると、当然、化学的要因も発生する。
だから、周膜や上膜の侵害受容器は神経損傷に伴って作動する受容器ではないだろうか、と思う。

末梢神経幹を圧迫しただけで一々「痛み症状」が起こったのでは、スポーツも格闘技も成り立たないし、日常生活にも支障が起こるだろう。
ましてや徒手療法は治すよりも傷める手法になりかねない。
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by m_chiro | 2010-12-14 17:34 | 痛み考 | Trackback(2) | Comments(8)
武蔵寺(ぶぞうじ)散策
4日の夜は、福岡県筑紫野市「二日市温泉・大観荘」に宿を取り、5日の朝は飲み過ぎて腫れぼったくなった眼を温泉朝風呂で癒して、朝の散策に連れ立った。

この温泉は地下200メートルからの源泉である。武蔵寺の薬師如来に娘の病気治癒祈願をしたところ、夢の御告げに従って掘ったところから温泉が噴き出したという言い伝えがある。

大観荘からほどよい散歩コースに、「天台宗椿花山・武蔵寺(ぶぞうじ)」と「天拝山自然公園」がある。

「武蔵寺」は、九州最古のお寺と言われている。天台宗のお寺で、最古と言っても創建の正確な時期は定かではない。
何でも飛鳥時代から奈良時代の頃に建てられたとされ、出土物からは11世紀までの建立とみられているそうだ。
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開山は伝教大師・最澄で、建立は藤原鎌足の子孫・虎麻呂とされ、御本尊は椿の大木による一刀彫の薬師如来である。「椿花山」も、椿の大木が多くあった処に由来するのだろう。

境内の樹齢1300年といわれる藤の木が有名で、今は葉が枯れ落ちたとはいえ花が咲いたら見事だろうな、と思われる藤棚は確かに立派なものだった。この藤は「長者の藤」と呼ばれている。
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菅原道真が自分の姿を刻んだ座像が奉ってある「御自作天満宮」が、武蔵寺に隣接して天拝山にある。
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その天神様をお守するように猫たちがいた。
道真公ゆかりの天神様に住み着いている猫たちか、何とも凛々しく、賢そうに見えたのは気のせいだろうか。
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武蔵寺の入り口付近に「紫藤の滝」がある。
この滝も菅原道真と曰くがある。
太宰府に左遷された菅原道真が自分の無実を天に訴えるために、天拝山に登り祈りをささげている。
そのとき道真公は、100日間「紫藤の滝(しとうのたき)」に打たれて身を清められ、天拝山の山頂で七日七晩にわたり祈りを捧げたのだそうだ。
手前の石は、その時に着衣を掛けた石である、と案内が書かれていた。
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by m_chiro | 2010-12-07 17:42 | 雑記 | Trackback | Comments(2)
超うれしい~!
この4日~5日と福岡に出向いた。
今年度・第12回学術大会の実行委員を務めた「九州カイロプラクティック同友会」の慰労会&忘年会である。
今年は実行委員会の一員として集中してきたから、最後の締めまでお付き合いをしたい、と思って参加した。

それに同友会の忘年会は景品が出る。
外れクジのないクジ引きでゲット商品が決まる。
「今年はいいものが出るよ!」と言う幹事さんの誘い文句にも後押しされた。
学会に協力した科学新聞社や業者の社長さん達も出席され、同友会が用意する景品に加えてそれぞれが自社の取り扱い製品を景品に提供してくれるのである。

その景品をゲットするクジ引きの順番を決めるのは、ボーリング大会での得点数で決めるというルールだ。

ボーリングなど、これまでの人生で2~3度やっただろうか。
馬場先生にコーチをお願いして、何とかやり通した。
成績は良いはずはない。100のスコアにはちょっと足りないが、初心者にしては良とすべきで11位である。

しかも同得点が3人である。

抽選会は夜の宴会後である。
私は11番目のクジ引き順番で、引いたクジ番は「I」(1番ではなく、アルファベットのアイ)だった。

全員が引き終わったところで、低価格の商品から順番に景品が渡されて行く。
その商品のクジ番が読み上げられて、商品が手渡される趣向である。

さて私の「I」は、何と最後まで残った。
景品は今年の最高額商品の「モバイルPC」である。
B5サイズの携帯用で、最新型のおしゃれなデザインだ。
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「超うれしい~!」という感じ。
最後にサプライズのプレゼント、何よりの締めとなった。
やはり「超うれしい!」
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by m_chiro | 2010-12-06 17:58 | 雑記 | Trackback | Comments(6)
臨時休診のお知らせ

臨時休診のお知らせ

12月4日(土)は、臨時休診となります。
福岡で学会実行委員会の慰労会があり出席します。
今年一番力を入れた仕事の締めでもあり、
また九州同友会の仲間たちと親交を深める場でもあります。

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     「御迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」
                 (お知らせ担当の「空」より)

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by m_chiro | 2010-12-03 23:38 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(0)
ダル君が受付に出張る季節になった
急に冬めいて、そんな時は暖かいところにジッとしていたくなる。
もう師走である。
時に屋根を打つ霰の音が、余計に寒さを際立たせる。

いつも趣味で作っているというフェルト人形、その新作の冬バージョンをいただいた。
早速、受付に飾った。

雪ダルマなので、勝手に「ダル君」と名付けた。
ダルビッシュの「ダル」ではない。
ダルマの「ダル君」だ。
患者さんをあたたかく迎えるダル君だ。

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by m_chiro | 2010-12-02 09:28 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(0)



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