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マニピュレーションは急性腰痛に効く! 効かない! どっち?②
マニピュレーションは急性腰痛に効く! 効かない! どっち?
② カイロの学生がシャム群(偽操作)を見破れない?


1994年に、米国連邦政府厚生省ヘルスケア政策・研究局が「成人の急性腰痛治療ガイドライン」を発表した。このガイドラインは、その翌年に日本でも翻訳出版されている。
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以前、このガイドラインに関して記事にした。
(「背骨のズレが痛みの原因になるという証拠は存在しない」)

今回は視点を変えて評価の正当性を考えてみた。

このガイドラインで、アメリカの厚生省は「神経根症状のない成人の急性腰痛に対して発症1か月以内であれば有効である可能性」(Bランク評価)とSMTを評価した。

ちなみに「Bランク」評価は「脊椎マニピュレーション(SMT)」「NSAIDs(アスピリンを含む)」の2つだけであった。

「Aランク」評価とされる効果的な治療法は無しである。

アメリカ政府の評価結果は、前回の記事で紹介したレビューとは反対の結論である。
これって、果たして額面通りに受け取れるのだろうか。

このガイドラインの評価に参加したパネラーは23人で、その内訳はMD12名、DC2名、DO2名、理学療法士1名、作業療法士1名、他はPhDで(学位がダブっているがPhDは6名)である。
少なくとも評価者の中の四分の一は脊椎マニピュレーションを使うか、あるいは理解のある学識者である。これって公平性に問題はないのだろうか。

評価した対象論文も、カイロ大学やオステオパシー大学などから提出されるのが多いはずである。何しろアメリカには「JMPT」という唯一のマニピュレーション学術誌が刊行されているのだ。
それにアメリカのカイロ大学では研究設備も充実している。
だから調査の被験者は学生になることも多いだろう。
カイロ大学の研究部門などからは、SMTに関する多くの論文があがってくる。
が、これらの論文が医学研究の領域で高評価を受けることは少ないようだ。
研究デザインや手法が指摘されているからである。
筋電図などを用いる研究ではSMTによる信号の誤作動などを考慮しなければならないが、その対応が十分でないことも理由の一つである。

また、研究では対照群としてシャム群(偽操作群)が設定される。
ここでマニピュレーションを学ぶ学生が、偽操作を見抜けないとはどうしても思えない。
あるいはSMTを受けている患者やその学生は、少なくともマニピュレーションに対して悪い印象を持っているはずがない。
何よりもSMTを学ぶ学生にとっては、その「真」と「偽」の操作を見分けることぐらい朝飯前だろう。もうこの時点でバイアスがかかっている。
この一事をとってみても、マニピュレーションの調査研究が懐疑的に見られる要因である。そこに医学領域の研究として課題がついて回る。
だから、アメリカ厚生省見解のガイドラインによるSMT評価にも、医療サイドでは懐疑的になるのだろう。
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by m_chiro | 2012-11-05 12:02 | Trackback | Comments(2)
六然社・直伝講習(9.19)「復習Guide②」
参加者のために「復習のためのガイド」を記しておきます。

② すべては小脳にリレーされ、
   身体の動きに適応される


姿勢制御系にかかわる運動系の基礎となっているのが反射系である。
身体には多くの反射系がプログラムされている。
外部環境の変化あるいは身体内部の刺激が受容器に感知されると、それは脊髄から中脳の反射中枢に伝えられる。

その信号は情報処理されて出力される。運動系では筋肉の効果器へ、自律系では腺などへ出力して身体に表現されることになる。
これらの反射系は、無意識の自動調節システムで調整されているのである。
これは比較的単純なものであるが、更に複雑な仕組みが複合運動である。
この他にも、情動によって駆動する生得的行動のプログラムも存在する。

これらの基本的な機能系は、どちらかというとメカニックに行われる。
そのため種の保存という戦略を実現するためには、上位からの調節系によってメカニックな機能を補完する必要があるのだ。
脳研究の世界的な権威である伊藤正男先生は、上位調節系として4つの機能を想定している。
以下に、その要点を紹介しておくことにする。

ひとつには、大脳基底核によって多くの動きが整理されることで安定性がもたらされる。
舞踏病やパーキンソン病などは、大脳基底核による運動整理機能が壊れた病気ということになる。

2つめは大脳辺縁系による目的性である。
これは運動に目的が備わることで、帯状回は動機づけの中枢でもある。
3つめは、脳幹が行う睡眠と覚醒のプログラムで、4つめは小脳である。

小脳適応性に働く。
環境状況に合わせて刺激に対する反応系を修正する役目である
したがって、すべては小脳にリレーされて誤差が修正され、あらゆる条件に適応するために働いているのである。

治療家にとっても、小脳の果たす役割を十分に意識して治療に取り組むことが重要であると思う。
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by m_chiro | 2012-09-27 07:10 | Trackback | Comments(2)
「雷鳥や 下界は 人の住む処」 十雨
家内の祖父は「五風庵十雨」と号し、俳諧宗匠として伝系では芭蕉の9代目を継いだ人のようだ。愛媛県松山市の子規堂にその資料も保存されている。
その祖父が1942年に四国88カ所巡拝に出た。66番札所・雲返寺にて作句をした。

雲辺寺は霊場中で最も高地(927m)にあり、当時は難所中の難所だったに違いない。鎌倉時代には関所の役割も兼ねていたそうだ。

1956年に、その祖父が暮らしていた自宅前の五色浜公園に句碑を建てた。
家内は、その時の祖父の面映ゆそうな、それでいてとても嬉しそうな表情を今でも憶えているらしい。

それから55年の歳月が流れた。

昨年のある日のことである。
娘から電話があった。あるお寺の娘さんと友達になった、という話になった。
よくよく聞いていると、どうも祖父の菩提寺のようだ。
その菩提寺の当時の住職と祖父は、お互いに敬意を持った付き合いをしていた、と家内は聞いていたらしい。
偶然とはいえ妙な巡りあわせだと思いつつ、家内は娘に曽祖父の残した句碑のことなど、諸々話して聞かせていた。

しばらく経って、また娘から電話があった。
曽祖父の句碑を尋ねて、句碑の建つ五色浜に来ていると言う。
が、「句碑は見当たらないヨ!」。

家内が、電話で現地とのやり取りをしながら、記憶をたどりながら句碑の建つ方へ誘った。
すると、長い歳月が過ぎて風化し、土台の石組が崩れて倒れてしまっていたのだった。
公園の管理をしている市の方では遺族を探している最中だったようで、市からは大変喜ばれるという顛末になったのである。
なんでも、遺族が分からなければ市役所で再建しなければならない、と見積りをお願いしたところだったらしい。

そう考えると、娘と菩提寺の娘さんとの出会いは偶然ではなく、娘とそのお友達にとっては、お互いの曽祖父同士の引き寄せだと腑に落ちさせるしかなかった。

結局、家内と兄が遺族として句碑の再建をすることになった。
土台の石は取り替え、また半世紀以上は持ちこたえるようにと頑丈に立て直した。

家内はこの夏に帰省し、修復後の句碑と対面してきたのである。
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「雷鳥や 下界は 人の住む処」 十雨


家内の脳裏には、何かにつけ頭をよぎる句だったようである。
新たになった句碑を前にして、祖父のおっとりした口調が聞こえてきたように感じたらしい。

「人間の世界なんて、小さい、小さい、俯瞰せよ!」


門前の小僧らしく、家内も句や歌を詠んできたようだ。

半世紀 暦廻りきたる碑に けふふたたびの 命吹きたり
風雪に 耐えし碑 朽ち果てん 縁者の吾ら 護り継ぐなり
天高し 十雨の墨跡 甦る 
                                 郁子
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by m_chiro | 2012-09-13 17:11 | Trackback | Comments(3)
「悪い科学とのバトル」(ベン・ゴールドエイカー)
先に、この動画をfacebookに投稿しましたが、ここでは下記のURLのタイトルからご覧ください。

気を付けよう利得的な悪い科学論文、ひも付きの論文、粗悪な研究デザイン、数字の巧妙なトリックなど。
うっかり騙されないように正しくみる視点が学べるかも....。

ベン・ゴールドエイカーというスピーカーは医師で疫学者、とにかく早口トークで深刻な話題を面白く語ってくれています。
笑えます! 驚きです! そして腹立たしくなります!
ぜひ、お聞きください。

TED:Talks
「ベン・ゴールドエイカー:悪い科学とのバトル」

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by m_chiro | 2012-07-05 22:30 | Trackback | Comments(0)
「ナノフォトニクス」は新たな科学の知見を拓くか?
大阪大学の河田聡教授が「第8回・江崎玲於奈賞」を受賞した。
河田教授は、1992年に波長より小さい光の粒を使って極小の物を見る顕微鏡を世界で初めて開発した。この「ナノフォトニクス」という研究領域での功績が認められたものである。

大阪大学の研究紹介のHPに「エレクトロニクスからフォトニクスへ」と題して、河田教授の研究の狙いが語られている。

「研究最前線:光をナノの世界で利用する」の記事も面白い。

2004年のギネスにも載った「ミクロの牛」にも驚きである。
ひとつのピリオドの上に、ナノテクで描いた牛が30頭も横並びで乗るという。
アナログ世界の頭には、想像を絶する話である。

こうした新しい技術が開発されると、今まで分からなかったミクロの世界が覗かれる。
そして新たな科学的知見が拓かれるのだろう。

河田教授の言葉が印象的だった。
「めざすのは教授の椅子じゃない。教科書を書き換える発見をしてこそ科学者だから」
大学で助手のまま40年を過ごしたという、真の研究者の言葉である。

そう言えば、筋肉の収縮メカニズムが解明されたのも電子顕微鏡による技術が貢献している。
それまで筋肉はバネ仕掛けのように縮むというのが定説だった。

それを覆す学説が1954年の「Nature」に発表された。
「滑り説」である。それもハクスリーという同性の2人の研究者による同様の2題の論文を共同研究として発表したのだった。

この二人のハクスリーはH.ハクスリー(英)とA.F.ハクスリー(英)で、同性ではあるが縁も由もない。

A.F.ハクスレーは科学者の名門ハクスリー家(英)の後継である。数々の研究でホームランを打っているような著名な研究者で、既に1963年にノーベル生理医学賞も受賞している。
面白いことに、このA.F.ハクスレーは博士号を取得していないのだそうだ。名門ハクスリー家の人であるということが、博士号よりもステータスがあるのだろう。

「滑り説」もノーベル賞級の発見であるが、生理医学賞は同一人が複数回受賞できない規定のために受賞の対象にはならなかった。そのため共同研究者のH.ハクスリーも受賞できなかった。

H.ハクスリーの共同研究者でもあったジーン・ハンソン(英)という女性の生物学者が、電子顕微鏡で筋肉を調べるためにアメリカに渡ったのが1952年である。
この電子顕微鏡による観察が画期的な「滑り説」を生んだのだ。

この発表から30年ほど経ってから、「滑り説」が実証されたのである。
極近年の話ということになる。
筋肉には謎が多い。それも近年の研究に委ねられた新参の学問だからだろう。

「ナノフォトニクス」の出現が、こうした組織の微細な活動に光を与えてくれることを期待したものだ。
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by m_chiro | 2011-10-14 15:18 | Trackback | Comments(0)
被災地に,春はいつ来るのだろう。
治療にみえている老御夫婦がいる。お爺さんは庭師で、お婆さんは園芸鉢物の行商をしている。
お二人とも小柄で相当の年輩だが、とてもお元気である。
お婆さんの方は、小さな体で幌のついた大きなトラックを自在に操って運転して治療にみえる。
治療室の狭い駐車場だが、上手に出し入れする。

昨年の秋のことである。
そのお婆さんが帰りがけに商品の鉢物をくれた。
見ると鉢には何も植わっていない。「福寿草だ。今は何も出てないが、その辺に放っておいたら春一番に花が咲くヨ」と言って置いて行ったのである。

庭の片隅に置いていて、すっかり忘れていたが、今日咲きかけの福寿草を見つけて玄関に取り込んだ。外は霙である。冬空に福寿草が咲こうとしているのを見ると、もう春がそこに来ているのだろう。
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それでも被災地は春どころではない。
東日本大震災の悲惨な状況の報道をみると、改めて未曾有の大惨事であったことを実感する。二次・三次の災害も懸念されて、しかも余震とは思えないほどの大きな揺れも予測されている。原発への影響も深刻である。

仙台からのメールで、今日電気が通ったことを知った。
水道もガスもまだ回復していない。僅かの水でカップラーメンを食べているらしい。

酒田でもガソリンや石油が底をついて、スーパーにも保存食の食品は見当たらないくらいである。
今日、酒田港に北海道からのタンカーが入港した。それでも、そのほとんどの石油やガソリンは被災地に近い県境が優先されるらしい。
被災地の漁港は世界でも有数の漁獲量で、我々の食卓にもこの漁場から入荷した魚があがる。それも途絶えている。
それでも、そんなことは被災者の苦難を思えばどうと言うことではない。
山形県では、福島からの避難者受け入れ策も講じた。

そんな中、また寒波がやって来て雪をもたらした。
被災地の辛さを思うと、何と非情な!と思わずにいられない。
着の身着のままで逃げだしたのだから、防寒着なども不十分だろう。
何はともあれ、緊張感のある対応をして一刻も早い救済と支援に向けていかなければならない。
長引けば、衛生面の懸念も重なるだろう。

東北でも計画停電が実施される。
全ての国民が1人1人節電をしたら、随分とカバー出来るのではないだろうかとも思うのだが。。。。天皇陛下も真っ先に節電を開始したと報じていた。
我が家でもコンセントを抜いたり、治療室の8基ある螢光燈を3基消した。
不必要な時間は消灯にした。暖房の温度設定も2度下げた。
出来ることを1人1人が実施したら、大きな節電になる。
ネオンや明るすぎる街灯も考えてもいい。

そう思いながらも、被災地に春は何時やって来るのだろう、と思わずにいられない。
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by m_chiro | 2011-03-15 19:42 | Trackback | Comments(2)
朝に白、夕べにピンクに花変身
秋の訪れと共に秋の花が一斉に咲きはじめました。

今朝は「酔芙蓉」が真っ白な花を咲かせていました。

この花、咲きはじめは真っ白ですが、陽に当たると徐々に赤みが差し始め、夕方にはピンクの花に変身します。

酒に酔って顔が赤みを帯びてくる様に似ているので、「酔芙蓉」と名付けられたとか。

ムクゲに似た花、それともアオイに似ているだろうか。

ムクゲやアオイよりは大きな花で、一日で萎んでしまいます。

明日は別の蕾が開くことでしょう。面白い花です。

花が終わって萎んだ写真を追加しました。

赤みが増して、まるで酔いが回って赤くなってクシュンとなってしまったような...。

そんな可愛らしさがありますね。

山形県には「酔芙蓉」という名の酒蔵もあります。
この酒蔵の酒は「新酒監評会金賞」を受賞しています。


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酔っ払って、顔を赤くして、そのまま寝入ってしまったように萎んでいる様子が見て取れて、思わずニンマリしてしまいました。
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by m_chiro | 2010-10-08 17:48 | Trackback | Comments(4)
メダカが生まれた
メダカが産卵をしていたので、水草を別の容器に入れておいたら、小さなメダカの赤ちゃんが生まれていました。

産卵から、ちょうど10日位経ったでしょうか。

デジカメでズーム撮影しましたが、実際は小さなゴミが動いている感じです。
まだまだ増えてきそうです。

メダカはかわいい魚ですが、産卵した卵を成魚と一緒にしておくと食べられてしまいます。
孵化した稚魚も成魚に食べられてしまうので、卵が産みつけられていたら、別の容器に移して孵化させなければなりません。
成長するまでは親はと別々にして、共食いを防がなければなりません。

面倒ですが、生まれるとカワイイものです。
色もさまざま生まれました。
黒に赤、白もいるようです。
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by m_chiro | 2010-07-08 17:20 | Trackback | Comments(4)
桜を求めて角館へ ③角館・青柳家と「解体新書」
③角館・青柳家と「解体新書」

そもそも角館は、中世に権勢をふるった岩手県雫石の豪族・戸沢氏が南部氏に追われて秋田県に入り、交通の要所であった角館に本城を移したことにはじまる。
やがて、お城を築き、城下町を創り、神社仏閣を勧請した。
そんなわけで角館には、1960年に創られた武家屋敷町、商人町、寺町など多層的な魅力を持った街並みである。
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武家屋敷の中でも、特に「青柳家」はとても興味深く異彩を放っていた。
先ず、門構えは「薬医門」である。この門は公家や上級武士の武家屋敷の正門とされている。その横には、樹齢400年の枝垂れ桜が見事に花を付けている。

母屋は1772年に建てられた「かぎ屋づくり」で、藤沢周平作品「鬼の爪」の映画が青柳家で撮影されている。庭園の見事さ。山役を務めた青柳家の先祖が、奥羽の山野から集めた花木、薬草など600種類もの花木が庭の四季を彩ると言われている。

その青柳家の屋敷内には、さまざまなコレクションの蔵が展示会場として公開されている。
例えば、「武器蔵」。武具や刀、鉄砲など数々の武具が展示され、青柳家が武器役として活躍した時代を偲ばせる。

その他、蓄音機やカメラなど西洋文化の先端技術のコレクターとしても名高かった青柳家のコレクションを集めた「ハイカラ館」、「武家道具館」、「ミュージアム」、「秋田郷土館」など、見所も満載である。
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特に興味深く観たもの、それは「ターヘル・アナトミア」の原本とその翻訳である杉田玄白の「解体新書」初版本の展示であった。
「ターヘル・アナトミア」の原本は九大と青柳家にしかないとされる一品である。
なぜ、秋田の片田舎の青柳家に「ターヘル・アナトミア」の原本があるのか、実に興味深い。
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「ターヘル・アナトミア」の挿絵はレンブラントが描いたが、「解体新書」の挿絵は小田野直武という角館の武士が描いたのである。
この小田野直武という人物は、無名でありながら画才に恵まれ、秋田に来ていた平賀源内に師事したとされる。
青柳家の「解体新書」は、この直武の遺品とされている。
直武は秋田蘭画を築いた人でもあり、31歳の若さで謎の死を遂げている。
小田野直武が描いた絵は残されているが、実像を伝える資料はない。本当にミステリアスな話である。
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青柳家と小田野家は姻戚関係にあり、直武は青柳家の当主と深い親交があったようである。
青柳家の庭園には、その直武の胸像が建てられていた。
青柳家はミステリアスで異彩、探れば探るほどに興味を誘われる。
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この連休、一番の興奮でした。
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by m_chiro | 2010-05-05 23:50 | Trackback | Comments(0)
2010・謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
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2010年の幕開けは、この冬2度目の大寒波と猛吹雪ではじまりました。
紅白歌合戦が終わって「NHK・ゆく年くる年」の最初の鐘の音は、山形県寒河江市の慈恩寺からの中継でした。

慈恩寺は真言宗と天台宗の兼学の寺として栄え、1618年に山形城主最上氏によって再建された現本堂は桃山時代の様式です。
茅葺きの本堂は土地人たちの手で拭きかえられ、積雪に耐える工夫を重ねながら今なお重厚な佇まいを残しています。映像では、その茅葺き屋根には既に雪が積もっていました。
本堂内では、本尊・弥勒菩薩に新たに作られたブランド米「つや姫」をお供えし、新米にかける農民の祈りと共にその鐘の音をお茶の間に伝えてもらいました。

次に紹介されたのは、奈良の信貴山真言宗の総本山・朝護孫子寺です。
ここの本堂には毘沙門天王があります。1400年前のこと、朝敵であった物部守屋を討伐しようと聖徳太子が生駒山にて戦勝祈願されると、毘沙門天が出現されて必勝の戦法を授けられたと伝えられているのだそうです。
その時は、寅年、寅日、寅の刻であったとか。
そこで信ずべき山,貴ぶべき山として「信貴山」と名付けられ、毘沙門天は寅に縁のある神として信仰されているようです。

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境内には「世界一大福寅」の張り子が作られているようです。
左の写真がその張り子の寅で、まるで本堂をお護りしているようです。

実は、暮れに奈良から信貴山の寅が送られてきました(トップに掲載した写真がそれです)。
またまた、ご縁をいただいたお寺が中継されました。

三寺めは、大分県国東の両子寺からの中継でした。
ここは昨年夏に国東巡りでお参りしました。
「ゆく年くる年」で中継された3つのお寺は、昨年ご縁をいただいたお寺で、その鐘の音を聞きながら新年を迎えたわけです。
佳い年になりそうです!。
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by m_chiro | 2010-01-01 17:13 | Trackback | Comments(4)



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