筋肉は身体中を連鎖して動く巨大な生き物
特殊加工で人体模型をつくるプラストネーションの人体博覧が、日本の主要都市でも開催されたが、そのプラストネーションの人体写真から骨体と筋・筋膜体を描きだすと上の図のようになる。 その図が、「Anatomy Trains」に出ていた。 The Anatomy Trains: Myofascial Meridians for Manual and Movement Therapies Thomas W. Myers / / Churchill Livingstone 解剖学で筋肉について色々学んできた。 だが、この図を見ていると、二本の骨を結ぶ固有の筋肉であるというイメージが全く別物に見えてくる。 まさに筋肉は人体最大の臓器で、その筋・筋膜は身体中にどこまでも連鎖して動くひとつの生き物のようだ。 ヒトは筋・筋膜なしでは動けないし、受容器はこれらの中にちりばめられている。 神経は、この筋・筋膜という臓器のために存在するのだろう。 治療家は、もっとこの巨大な臓器に着目する必要があるようだ。
by m_chiro
| 2007-12-25 23:29
| 雑記
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