3.13セミナー、どうにか終わった!
JSC東日本支部からの依頼で行ったセミナー(3.13)を無事に終えることができた。
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宮坂支部長との2年越しの約束を果たすことができて、先ずは安堵したという心境かな。
支部長の宮坂仁先生は、東京で開業(木場カイロプラクティック)するカイロ界・若手のホープでもある。
実にナイスガイだ。
支部長に就任したのが2年前で、彼の存在を知ったのは丁度その頃だった。
以来、宮坂先生の支部長ぶりを眺めてきた。
今回のセミナーにあたっても、数カ月前に入念な打ち合わせ会を行ってくれた。
セミナーを依頼されて、こんな丁寧な企画や意図を説明されることは、そう多くはない。
熱い思いを聞いた。
その思いに応えなきゃと思うのは結構プレッシャーだったが、ともかく意図する方向性だけは保つように心がけたつもりである。
やり終えて、会員限定、人数制限などの参加への縛りの意味も、その意図が理解できたように思えた。

カイロプラクティック・コンセプトは、とてもハードな問題である。
これといったコンセンサスがないからだ。
解釈はいくらでもできる。
このことが結果的にカイロプラクティックを混乱させている源でもあるのだろう。
カイロ界がそれを明確に提示しないのであれば、自らが考えて構築する以外ない。そのことが強く求められているのが、今のカイロ界の現況である。
参加者がどう聞いたかは、たいした問題ではない。
私の考えを押し付ける気はないからである。
狙いはひとつ。自分の職業としている学技を追窮して深く考えてみよう、という志に点火できたかどうかにある。
「そこから技術指導を盛り込んでもらいたい」という宮坂先生のリクエストにしたがって、技術については「Somatic Flow Therapy(SoFT):身体フロー療法」のイントロダクシャンを紹介した。
「身体フロー現象からみた軸停滞のリリース」がテーマである。
この方法は私が近年あたためてきた手法の一つでもある。

カイロの視点は生体力学・動力学が主流だった。近年では、神経学的視点が重視されるようになり、神経学に学ぶ人も多くなった。
神経学はカイロ創世時からのテーマである。大事なことは言うまでもない。
もうひとつ生物学的視点もあってもいいのだろう。
そういう思いから身体フロー現象という観る視点を紹介したのである。
だからといって、どれが優れているとか新しいとか古いとか、そんなことを言うつもりは毛頭ない。
なぜなら、どれもがヒトを観るという視点では共通項が多いからである。

徒手療法にも様々な手法がある。
それらにも少なからず共通項がある。
その共通する手法の狙いは何だろうと考えると、それは姿勢運動制御系にあるのではないだろうかと思う。
姿勢運動制御系の基本中の基本は、3つの軸による制御と調整にかかっている。
動力学視点であろうと、神経学的視点であろうと、生物学的視点であろうと同じである。
だから、イントロとして軸停滞のリリースを取り上げた。
それを生き物として、どのように対処し調整しているか。
そんな観方から、軸の停滞の見分け方を紹介した。
その軸の停滞が、身体のどの部位に起因して起こっているのか、それを見極める簡単な方法を知ってもらったのである。

起因部位が分かれば、そこを治療のターゲットにするだけの話である。
その技法はなんでもいい。
得意な技法をつかえばいいだけのことである。
セミナーではスピンタッチ、双方向性合わせ鏡タッチ、ベクトルの一致とバリアの顕出、ボディトークによる刺激(4種)の選択を行い、速度重視のアジャストメントを行う。
結果、軸の停滞がリリースできたかを確認しながら進めるという、基本的な手法である。
この方法は、筋・筋膜系、骨格系、関節、骨、神経、脈管系、内臓機能系、脳機能系へと応用していくことができる。
どんな理解が得られただろう? それだけは気になっている。
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by m_chiro | 2016-03-17 10:53 | 守屋カイロ・オフィス | Trackback | Comments(0)
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