脳の電気的刺激を自分でやるムーブメント “Nature”誌からの警告(2016.3.2)
「食品安全情報blog」http://d.hatena.ne.jp/uneyama/に、興味深い記事が紹介されていた。
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脳を刺激する器具が非医療用として使われるようになったが、その意味を考えるときがきたという。
”Nature”誌(2016.3.2)からの記事である。

DIY(Do it yourself)、自分でやっみろとばかりに脳刺激器具が安価で簡単に手に入り、スポーツパフフォーマンスや学習能力、自己啓発、ストレスの対応や精神力の向上など、一見輝かしい未来がそこにあるように思わせるが、神経学者が警鐘をならしているという。
日本でも、東京オリンピックに向けて、プロジェクトが動き出しているようだ。
大丈夫なの?

そのブログ記事を全文引用しておく。

脳のパワー
脳刺激は非医療用に使われるようになったがその意味を考える時期である

昨年米国の神経外科医が3人の患者の奇妙な症状を報告した。頭痛、吐き気、足の衰弱、低血圧、転倒などの症状を訴える60代から70代の胸部X線撮影で問題がわかった。心臓用のペースメーカーと、パーキンソン病の特徴的な振戦を抑制するために脳に埋め込まれている電極の電源ユニットがあまりにも近くにあったのだ。機器が干渉していた。

脳深部刺激は10年以上治療に使われてきているが手術は高価で誰にでもできるわけではない。適応患者は少ない。より安価で簡単な脳刺激装置に関心が高まっている。

学術誌ではいくつかの症例報告があるが一部の人たちが自分で自分あるいは子どもに市販の製品を使い始めている。このDIY脳刺激には多くの神経科学者が警鐘を鳴らしている。害がある可能性があるからだが、他により根本的な倫理上の問題がある。依存や不安などの症状のためではなく、精神能力を向上させる目的で使いたい人たちが増えている。

運動能力を増すために薬物を使うことは顰蹙を買うが同じことが認知機能強化技術についても言えるだろうか?

(こんなサイトがhttp://www.diytdcs.com/
でもこんなのが話題になってたので日本のほうがやばいのかも。
http://www.jst.go.jp/coi/sympo/data/v2_2.pdf)
Natureが心配しているのは一部の暴走、日本のは国を挙げての官民合同プロジェクト。)

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by m_chiro | 2016-03-04 17:45 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
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