丸池様と牛渡川
鳥海山麓の伏流水が平野部の牛渡川に流れ込んで、そこは秋になると鮭が遡上する川である。
途中に孵化場があって、遡上してきた鮭は孵化場のプールで稚魚となって日本海へと旅発っていく。

そして、毎年秋になると牛渡川に帰ってくる。
牛渡川の水は、伏流水を含んでとても綺麗だ。
川底まで綺麗に透けてみえる。
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水面が陽の光を受けて、まるで鱗のように光の波紋となって輝いていた。

孵化場の裏側には丘陵があって、そこは杉林の森である。
この森に生息する植物や動物は、殺生も持ち去ることも禁じられている。
手つかずの森なのだ。

この森に少し足を踏み入れると、林の中に伏流水の湧き水だけでできた直径20メートルほどの池がある。
この地区の人たちは、この池を「丸池様」と呼んでいて信仰の対象になっている。
何しろエメラルドグリーンの色を讃えた神秘的な丸池なのだ。
最近、パワースポットとしてひそかな人気があるとか、県外から訪れる人やアマチュア・カメラマンなどの姿も見える。
東北大震災の後、エメラルドグリーの色があせたり、水の量が少なくなったらしい。
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水深は4~5メートルほどで、水底まで見通せるほどに澄んでいる。
伏流水の湧き水なので水温も低く、倒木が池の底に倒れこんで長い年月池の底に沈んだままである。
それがこの池に棲む竜のように、水底に息づいているようなのだ。
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夕暮れには街並みの夕焼けが、足早にやってくる秋の訪れを告げるように真っ赤に燃えていた。
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by m_chiro | 2015-09-30 09:02 | 庄内の記 | Trackback | Comments(0)
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