身体バランスと競技パフォーマンスの向上
中学2年生の水泳選手、地区大会を目前にして左膝が痛みだした。
無理に練習しているうちに少し腫れぎみになる。

大腿四頭筋のMMT低下、左膝鵞足部に痛みを訴えている。
左足関節の底屈運動でも同様に痛む。
膝窩筋部にジャンプ兆候の圧痛もある。
両膝とも反張膝傾向になっているが、水泳選手に特有のものだろう。

距腿関節のアライメントを調整する。
膝窩筋のTPにカウンター・ストレイン、そして膝蓋靭帯の横軸の緊張差を修正する。
鵞足部の筋膜をリリース。

再現性を確認するために運動されると、左膝の運動痛は気にならなくなっている。

更に姿勢運動制御系を診ると、前後軸(Roll)における左傾斜がある。
膝痛が原因になって起こったのか、それとも前後軸偏移が起こって膝痛を引き起こしたのか、よく分からないがL5-LS(L4-5間の筋の過緊張)をターゲットに調整した。
その調整は、L4-5間の筋線維に低振幅牽引アジャストを用いた(Aα神経線維に興奮性の入力)。
これで代償されていた頭位左傾斜もリリースされた。
MMTで筋バランスもよくなっている。

大会が終わって、結果の報告をいただいた。
初めての「優勝」だった。
学生が競技で良いパフォーマンをやってくれると、治療者としても嬉しい限りである。
励みにもなる。
また、更に上を目指して頑張ってほしい。
私もよりよい治療を目指したい!
そう思う。
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by m_chiro | 2015-07-14 17:10 | 症例 | Trackback | Comments(0)
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