家内の左眼の不調
一年ほど前から、家内が左眼の不調を訴えだした。
左目がゴロゴロする感じがあり、いつも重苦しい痛みがとれず、左眼球が飛び出てるように感じるらしい。
左眼から左後頭顆部に痛みが走ることもあるようだ。
まばたきしても後頭部に引っ張られている感覚があるらしい。

あまりしつこく訴えるので治療をした。
眼球運動や網膜反射など神経学的な検査を行い、頭蓋リズムなどを調べながら、できる治療を試みてきた。
治療後は症状が半減する。が、翌日には戻ってしまう。

あまり大きな変化がないので、眼科で診てもらうことにした。
検査の結果は異状なし。
白内障が出始めているが、積極的な治療が必要な段階ではない。
要するに、医療が必要な対象ではない。
医学的には老化ということのようだ。

メガネが合わないせいだろうかと、レンズも調整して変えた。
それでも変化がない。

それでは何とか頑張って、私が治療するしかない。
こうして時々治療してはみたのだが、情けないことに直後に軽減がみられても大きな満足を与えることなく半年ほどが過ぎてしまった。

今年の1月のセミナーで○○先生の指導を受けた。
そのときの感覚を忘れないうちにと、帰宅後まもなく家内の治療も試みたのである。
有難いことに、家内は私にとって最も率直な評者である。
もちろん技術に関する専門的な評価ができるわけではないが、治療を受けた身体的変化や感覚的印象は率直に教えてくれる。
その意味でも、技術研鑽の良きパートナーでもあるのだ。

教わった基本的なことを忠実に応用してみた。
私は初心者でもあり、技術的な詳細を紹介できないのだが、特に「り○○○」を感覚的に意識した。それを眼窩や眼球でも試みた。

これまで行った方法では満足する変化が得られなかったのだから、まったく新たな視点で治療するほかない。
治療後、家内が興奮気味に「凄い!! 劇的に変わった」
「ほとんど気にならなくなったよ。何が違ったの?」

「10→1」の変化だという。「何が違ったのか」と問われても分からない。
翌日にはちょっと戻って「3」程度になったようだが、それでも劇的な変化である。
それからあまり間隔を開けずに5回ほど治療しただろうか。
今では、ほとんど気にならなくなった。
悪いときでも「2」程度に安定している。

最初の試みから1カ月を過ぎた。
状態は安定したままである。いったい何がどう作用したのだろう。
いまだに何が違うのか、と家内には聞かれる。
不思議だと思うのは、分からないからにすぎないのだ。
私自身としては、その推論をどうにか構築しておかないと気がすまない。
治療は奥が深い。今更ながら思う。
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by m_chiro | 2015-02-28 16:48 | 症例 | Trackback | Comments(0)
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