寒い冬の夜は極上のミステリーでも読んで…..。
c0113928_10481668.jpg先日、セミナーに出向いた旅先で「ヴァイオリン職人と天才音楽家の秘密」という推理小説を空港で見つけた。

この小説が、前の記事「パガニーニ 愛と狂気のバイオリニスト」の映画の内容や背景を補ってくれた。

パガニーニに関することが伏線になっている新作の推理小説だった。
とても面白くて一気に読んだ。

パガニーニの愛用のバイオリンは「大砲」という呼ばれた銘品。
その製作者グァルネリのことや、パガニーニの人物像も盛り込みながら、現代のバイオリン職人の見事な推理が展開していく極上のミステリーである。

この推理小説の方が、映画よりもずっと楽しめた。
小説の中で、とても心に響いた言葉を紹介しておきたい。

主人公のバイオリン職人に、パガニーニの「大砲」が持ち込まれ、修理を依頼された。

その「大砲」を手にし触れた時と、そして事件が解決したときにパガニーニの手書きの楽譜「セレナータ アパッショナータ」を手にした時、
そこにパガニーニの存在を「ぞわぞわするうづき」と共に感じた、と著者は書いていた。

「物体が元の持ち主の名残りをとどめていることを強く感じる」のだそうだ。
そして後に続けて、次のように書いている。

そうしたものは見ることも、聞くことも、においをかぐこともできない。
聴覚や視覚は文明化されすぎ、発達しすぎてしまった。
われわれは、いちばん根っこのレベルでは、見たり聞いたりにおいをかいだりする生き物ではない。
感じる生き物なのだ。


あまりにも面白しろかったので、シリーズの第一作目も買ってしまった。
第一作目はストラデイバリに関する話題が伏線である。

寒い冬の夜は、極上のミステリーでも読みながら、春を待つことにしよう!
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by m_chiro | 2015-02-13 11:00 | Books | Trackback | Comments(0)
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