少女の思春期を早めている原因は?
少女の思春期を早めている原因は?(What Causes Girls to Enter Puberty Early?)

ニューヨークタイムス紙の「オピニオン」の記事から。
「肥満・砂糖そして情動的ストレスこそが問題だ」、とする主張である。

少女の思春期が早くなっているという現状がある。
その原因が探られているが、その多くの意見は口から入る食品にあるとしている。

ところが、この論説では「肥満」と「家庭ストレス」が本当の原因だろうと述べている。

化学物質に曝されることも少女の思春期に影響する可能性が指摘されているものの、実際のところはよく分かっていない。
この記事を書いたグループが、2005年以降1200人の少女を追跡調査したところ、肥満の少女に早い思春期を迎える傾向が見られたという。

脂肪はエストロゲンを分泌する。
エストロゲンとは「卵胞ホルモンの総称」である。
女性では卵巣だけからでなく副腎からも分泌され、女性らしさをつくり出すホルモンである(男性では精巣からも分泌される)。

こうしたホルモンバランスが崩れてしまうと様々な病気に陥りやすくなる。
特に近年では、エストロゲンの過剰が多くの病に影響していると指摘されてもいる。
なぜ、エストロゲンがそんなに過剰になったのだろう。

その理由の一つに、農薬やプラスチックなどの化学製品素材などによる環境ホルモンの影響があげられている。
ごみの焼却に伴うダイオキシンの発生などもそうだね。
確かに内分泌攪乱物質は懸念されるところだが、かといってどの物質が影響するのか単一物質として同定されてはいないのである。

この著者は、むしろ肥満による脂肪からのエストロゲン分泌、砂糖入りに飲料や食品が関わっていると指摘している。
砂糖の摂りすぎは要注意である。
ハーバード大学公衆衛生学部によって先週発表した新しい研究は、より炭酸飲料を飲んだ女子も思春期早期に到達する可能性が高かったようだ。

更には、家庭における情動的ストレスが問題だと言っている。
そうした家庭に育つ少女の情動的ストレスが思春期を早めているのだ、と強調する。
家庭に生物学的父親がいない家庭に育つと、そうでない家庭で育った少女より12歳前に初潮を迎える可能性も2倍になるらしい。
 
育児期の親は、十分注意した方がいいようだ。
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by m_chiro | 2015-02-07 12:21 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
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