「自己ベストが出た!」
先日、高校一年生の男子が治療にみえた。
高校に入ってウエイトリフティング部に入部したそうだ。
もう1年近くになるわけだが、なかなか上達しない。
というか結果が伴わない。
心外なことに、周囲からは「真剣にやってるのか!」などと言われるらしい。
連れてみえた母親が話してくれた。

2日後に大会があるので、肩も痛いし、コンディションを上げておきたいのだそうだ。
望診すると、一見して身体内部に中心軸のブレがある。
肩の水平レベルの差もあって、頭部にも捻じれがある。

足方から調整入力を入れただけで、身体の輪郭がとてもクリアになった。
もうこれでOKなのだろうが、痛いといっていた肩と頭蓋の軸変化を確認する意味で診ておいた。
立たせて動きを確認するが、問題はなさそうだ。

基本的に、彼は筋骨格系における局所的な機能に、加療が必要な障害があるわけではないようだ。
身体の中心あるいは重心の置き場所が見失われているだけなのかもしれない。
そこで練習や本番前のアップの運動で取り組む簡単な方法を2つほど伝えておいた。
身体の中心・重心の在り様を体に覚えこませるために、本番前に修正を心掛ければ持てる能力を出せるようになるだろうと思ったからだ。

大会が終わって、母親が報告にみえた。
「自己ベストが出た!」
これまでの成績に15㎏も上乗せして、全国大会に向けての強化指定選手に入ったようだ。
もともと持っていた能力なのだろうが、身体置のちょっとした変化で統合する力や筋力を引き出すことができたのだろうと思えた症例だった。
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by m_chiro | 2015-01-30 13:32 | 症例 | Trackback | Comments(0)
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