自律神経・覚書❸「脳の冬眠」という仮説
(1)脳は冬眠するのだろうか?

今年は真冬日の訪れが早かった。
12月初めから既に真冬日が続いていてから、例年より1カ月も早い。
記事を書こうと取り組んでは中途で放り出して、半端なものがたまってしまった。
集中力の欠如だなぁ~。
朝もベッドから出たくない!
あれもこれも老いの兆候に違いない。
それとも、急に寒くなって、脳も冬眠状態なのだろうか…?

そういえば、「脳の冬眠(ハイバネーション;cerebral hibernation)」に関する論文を読んだことがあった。
この仮説はA.Terrettという人が書いている(「脳機能障害理論」(「カイロプラクティック サブラクセーション」18章、エンタプライズ刊、1997)。

脳の冬眠仮説が書かれた背景には、こんな経緯があったようだ。

カイロの臨床現場で、治療を受けた後に主訴と無関係な症状がよくなった、という患者さんの声が多く寄せられているというのだ。

どんな症状がよくなったのかというと、視力、持続的注意力、学習能力、記憶力、身体の全体的調子の改善に伴うものだった。

それで疲れにくくなったとか、目の前が明るくなったとか、不器用感、抑うつ感や不安感や焦り感なども好転したというのである。

さて、この改善にカイロプラクティック・マニピュレーションの作用がどんな影響を与えているのだろう、ということになった。
そして「脳機能障害理論」が、その根拠として提示されたのである。

根底に、脳の冬眠状態(電気的脳沈黙:electrocerebral silence)がある、というのだ。
それがマニピュレーションによって脳血流が正常に改善するという主張である。

ほんとだろうか?
マニピュレーションによって脳の血流が正常になる、そこからが怪しげである。
一体、脳血流が正常とは、どんな状態をいうのだろう。

その著者の見解とは….、つづく
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by m_chiro | 2015-01-16 18:09 | 「自律神経」覚書 | Trackback | Comments(0)
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