「脳報酬連鎖反応」の学び
近年、Dr.ホルダーに学んでいる。

ホルダー博士は、カイロプラクティック・ドクターでもあり医師で、以下は主な経歴である。

Dr.Jay Holder,DC.MD.PhD.
アルベルトシュバイツァー賞受賞
ホルダー研究所/エキソダス中毒症更生施設 所長
アメリカン・カレッジ・オブ・アディクショノロジー共同責任者
依存症関連の研究論文学術誌に多数掲載


Dr.ホルダーは7月に来日して、東京、福岡、大阪の各地で講演、セミナーを行う。
今回の講演は、「一般社団法人・日本アディクションプロフェッショナル認定協会」が主催である。

Dr.ホルダーは「マイアミバイス」を立ち上げた人でもある。
TVや映画でも「マイアミバイス」はよく知られているが、ホルダーは麻薬の蔓延は取り締まることで撲滅できるものだと考えたらしい。
ところが、実態は「依存症」という病気だと気付いたという。
そこから依存症に対する治療と更生施設を開いた。

依存症は脳内回路にある「報酬系」を誤作動させて過剰な快楽を与えられた病気だと見做して、現在は治療と更生のために奮闘している。
今回の来日を機に、「IC&RC」(世界最大の依存症プロフェッショナルの認定組織)が、日本でのカウンセラー養成を目的とした趣旨と依存症の世界的実態を講演する。
残念ながら、私はすでに予定が入っており出席できそうにない。

6月はじめに佐渡に行った帰り、車内で読む本を探して2冊の新書本を買った。
その中の一冊が「脳内麻薬」(中野信子著、幻冬新書)である。

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さっそく読んだ。
著者は新進気鋭の脳科学者、その上、フランス原子力庁サクレー研究所・研究員として勤務した経歴を持つ美人の学者だ。

依存症は、薬物依存にとどまらない。
たばこ、ギャンブル、セックス、アルコール、オンラインゲームなどなど。
脳内報酬系の誤作動がもたらしている実態から、依存症のメカニズムまで分かりやすく語られている。
それにしても「依存症」がこれほどまでに世界的に蔓延し、重要課題になっているとは…。
本書を読んで再認識させられた。
依存症への罠は、どこにでもある。
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by m_chiro | 2014-06-18 19:10 | Books | Trackback | Comments(2)
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Commented by sansetu at 2014-06-21 17:16
趣味、オタク、フロー状態などは依存システムと紙一重?
Commented by m_chiro at 2014-06-22 09:42
そのようですね。快楽と報酬が共通点で、境界はコントロールできるか否か、なんでしょうか。治療にも依存させないように気をつけなきゃ...。
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