「ストレスが悪い」、この考え方を変えよう!
ストレスが、いかに心身に悪影響を与えるか! 
そのことは誰もが知っている。
ストレスは健康問題だけでなく、生活の質をも左右している。

スタンフォード大学の健康心理学者であるケリー・マクゴニガル博士もまた、「ストレスは体に悪い」ということを盛んに説いてきたそうだ。
ところが、そのことが逆に「多くの人の心身を害することになった」、と告白したのである。
先日、NHKの「スーパープレゼンテーション」の再放送で、その話を聞いた。

ケリー・マクゴニガルは研究の成果から得た知見を基に、ストレスを悪とみなすのは単純な理解に過ぎないのだと話した。
「ストレスが悪い」という信念や理解が、逆に悪弊をもたらしている、というのである。

では、どうストレスと付き合うべきなのか?
ここにケリー・マクゴニガルの新たな提案がある。

ストレスの研究も進んでいる。
単純な理解では済まされないほど複雑なメカニズムが働いている。
そう話していた。
ならば、視点を変えてストレスも受け入れるしかない。
どうやって、視点を変えるのか?

人の体はストレスに対して、いろいろな症状を作り反応する。
が、そのことは「体が活性化していること」なんだ、とケリー・マクゴニガルは言う。
確かに、体はストレスと闘っている。
ストレスに反応しない体なんて、疲弊して反応する元気もないのだ。
だから、ストレス反応は体を立て直そうという活発な反応ということになる。

たとえば、ストレス反応として交感神経系が過剰に活発になり、コルチゾンなどのストレスホルモンが上がる。そのために心身の緊張状態がつくられることになる。
ここで「ストレスを悪」とみなすと、ますます心身に悪弊をもたらす悪循環が生まれる。
「ストレスは悪」という考え方をやめて、「身体が活性化している状態だ」と捉えよう。
ストレスに対する考え方を変えて、上手に付き合うことが必要だ、という結論である。

すると、実験結果に特徴的な変化が現れた。
「ストレス=悪」という考え方を持っている人の心臓血管は収縮したのだが、「ストレス=身体の活性状態」という考え方に立つ人の心臓血管は収縮しなかったのである。

ケリー・マクゴニガルが、TEDで行った興味深い講演を聞いてみよう。

「ストレスを友達にする方法」by ケリー・マクゴニガル


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by m_chiro | 2014-06-16 22:59 | Trackback | Comments(0)
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