機能的問題は複合する①
「九州カイロプラクティック同友会」の忘年会(12.7~8)は、例年のごとく「景品くじ」がある。
今年も、私が一番の目玉を当てた。
科学新聞社が出品した新刊本「新マニピュレーションアプローチ[上肢]」[科学新聞社刊)である。

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この本は定価15,000円という高額の本なので、欲しいと思いながらも実際手に取って内容を見てから購入しようと考えていた本なのだ。

著者は2名のオステオパスによる共著で、そのひとりはジャンピエール・バラルD.O.、「TIME」(1997)で代替医療界のトップ100人の一人にとりあげた人である。もうひとりはアラン・クロワビエD.O.で、バラルD.O.の片腕と称される人である。

この共著者が序文に書いていた。オステオパシーの優れているところ、「それは常に痛みの原因を追究」するところだが、症状だけに捉われてはいない。

関節の治療には、関節周囲組織のあらゆる要素に対する治療を考慮するが、それだけでもない。
「内臓とのつながり」も重要で、その上に関節の遊びには「心理―感情―行動」が関わっている、と強調している。

関節周囲組織は関節包、滑液胞、軟骨、関節唇、靭帯、筋肉、脈管系、神経系、筋膜、皮膚と、これらすべてを個々に網羅して感情問題や内臓との関連など、多岐にわたる技法を紹介している。

要するに、身体機能障害に関わる原因は単独というより複合的である、ということだ。
慢性化すれば尚のこと複合した病態として現れる。

有難い教材を手に入れた。じっくり読みたい。
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by m_chiro | 2013-12-12 18:21 | Books | Trackback | Comments(0)
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