「本池秀夫―人形・動物・革絵―革の世界展」(酒田市美術館)を観る
「本池秀夫―人形・動物・革絵―革の世界展」

観た人たちが揃って絶賛していました。
6.2(日)が最終日。それで酒田市美術館に行ってきました。
夏日でした。
美術館入口に向かう庭から鳥海山が望めます。
そこには、のんびり空間が広がっていました。
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緑の芝生に建つ石のモニュメントが、この美術館の象徴で青空や緑の芝によく映えます。
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そして本池ワールドは、日常の生活空間のひとコマを切り取ったような、繊細でハートフルな作品ばかりでした。
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息をつめながら創られたような細やかな作品から、一転して、一気に凝縮した空気を解放したような等身大の動物まで、本当に素晴らしい作品の数々です。
多くの作品に動物が登場しますが、その表情や仕草も生きています。
日常によく見かける表情や瞬間が切り抜かれたような作品ばかりでした。

何よりも、捨てられてしまう動物の革に生きを吹き返したいと願う作者の製作意図にも感動しました。

本池さんの革による作品は、彫刻のように樹脂や木で型取りをすることから始まるようです。
そのために体の構造や機能を学ぶことは不可欠で、随分勉強したそうです。
でも、その奥深く神秘的な仕組みに辿り着くには容易なことでないと書いていました。

出来上がった型に革を張り付けていって、鼻に穴をあけて空気を入れ込むと、生きた表情になり、生命が宿ったように活き活きとしてくるのを感じるのだそうです。
そのたびに神秘に触れてきたそうです。
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動物たちもみなリアルです。
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写真のゴリラはリアルですが、それ以上にデフォルメされて創られていることが分かります。筋骨隆々です。そんな風に見えるゴリラは実際にはいません。
でもゴリラの力強さがリアルに伝わってきます。
本池さんが体の仕組みを勉強した証がよく現れているようです。

馬、ライオンやチータ、象に犬に猫、...、動物たちが等身大で、どれもが表情豊かな創作でした。
喫茶室でコーヒを飲みながら、庭から望む庄内の山並の景観に見とれていました。
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by m_chiro | 2013-06-03 18:09 | 庄内の記 | Trackback | Comments(0)
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