味わい深い記事だなぁ~
日頃、何かと学びを頂いているsansetu先生のブログ記事。

昨今の記事は、まるで贅肉をそぎ落としたように、本質的な問題に迫る核心を突く内容が多くなった。
とても感銘を受けた3月5日の記事は、「不思議が無くなる時」というタイトルである。
何度、この記事を読み返したことだろう。
読むほどに、sansetu先生のいろんな思いや考えが伝わってきた。

その前日の記事は「飲み過ぎ」というタイトルに、「ました。」の一言だけ。
これには笑ってしまったが、そんな御茶目な書き様も魅力。

勝手に「不思議が無くなる時」の全文を紹介させていただこう。
私には、とても味わい深い記事でした。

「不思議が無くなる時」
(http://sansetu.exblog.jp/20108891/)


「反証的鍼灸手技心理臨床」などという長ったらしいタイトルから現在の「日々裕々」にした訳は特にない。
知っての如く「裕々」などという言葉は日本語にはない。
妻が亡くなったので妻の名前を付けただけだ。
日々、心広く心豊かに在りたいと願っただけだ。
それにもう臨床を報告する必要性も感じない。
何度書いても同じことだ。
所詮は鍼灸手技臨床である。
このジャンルに関してはむしろ先人の臨床の方が「新しい」のではないか。

伝統的医療としての鍼灸投薬には侵襲的入力が含まれる。
ここが一般的手技との心身的に大きな違いと言える。
あとは機能と器質への非侵襲的入力である。
もっとも手技でも細胞器質への破壊は簡単にし得るし、それもまたツールと言える。
が、いずれにせよ、
機能と器質へのアプローチであることに変わりはない。

人間は生命体なので機能と器質は別個のようで別個でなく、
同一のようで同一ではない存在として在る。
あるいはそうでしかない。
であるときに、
私たち鍼灸手技療法家がやれることはもう決まっている。
それがたとえ現象的にどのように観え、何であれ、である。

不思議なことは何も無い。
不思議だと思うのは、何でも分かると思っているからだ。
不可知を知れば不思議は自然のことでしかない。
私たちは自然のことしかやっていない。
そこに不思議なことは何もない。

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by m_chiro | 2013-03-08 10:57 | Trackback | Comments(0)
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