拍手の効能
熱戦が続いたロンドン・オリッピックも閉幕した。
今大会のTV観戦には、私もいつになく熱が入った。
獲得したメダル数も過去最高だったようだ。特に、女子選手の逞しさや活躍には驚きだった。
TVに向かって拍手したり、「ヨッシャ!」を連発している自分がいて、応援する側も何かが違っていたように思う。

14日付けの読売新聞「編集手帳」のコラムで、「震災を経験したあとだからかもしれない。いつもと同じで、いつもとは違う五輪が終わった」と著者が結んでいた。
その中で、俳優・高倉健さんの著書「南極のペンギン」の一節を紹介していた。

高倉健さんが沖縄でみた「ナワナエ競争」を見たときのことを、「沖縄の運動会」というタイトルのエッセイにした一文である。
ナワナエ競争というのは、お年寄りが運動場で、藁をよじり、縄を編む競争らしい。
決まった時間内で、誰が一番長く編むことが出来るかを競うのだ。
健さんが、そのときのことを次のように綴っていると、編集手帳の著者が紹介していた。

ぼくの仕事は俳優だから、よくひとから拍手される。でも、拍手されるより、拍手するほうが、ずっと心が豊かになる。

そうかもしれない。
確かに、TVに向かってオリンピック選手に拍手しながら、とても幸せ感があった。
選手たちがいい成績を残したからかもしれないし、健さんの言うように他人を讃えることは「豊かな心」を育てるのかもしれない。

続いて、甲子園大会の高校野球が行われている。
選手宣誓に立ったのは、山形県代表の酒田南高校の下妻選手だった。
この宣誓でも震災のことが触れられ、静かな口調に中に東北を、日本を励ます言葉が印象的だった。

何かと危うさが目に付くこの頃に、頑張る日本を鼓舞する思いが、スポーツ観戦の応援に重ね合わさっているのだろうか。
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by m_chiro | 2012-08-15 08:10 | 雑記 | Trackback | Comments(0)
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