継続こそ力
九州カイロプラクティック同友会の夏期合宿で症例検討会(CCR)が開催された。お招きを受け8月4~5日と開催地の福岡・太宰府の会場に出向いた。

ここ数年続けて足を運んでいる。九州同友会のCCRが開催されて、かれこれ20年は過ぎたろう。
スタートは症例の報告会であった。
担当のメンバーが順番に発表を受け持ち、自身の症例から1題を俎上に挙げて報告する。
言ってみれば学会のミニタイプのスタイルである。
そして聴衆した会員は、その報告に対して質問をする。そんなやりとりが月例会で行って来たのである。地味な活動であるが、20年も続けばメンバーにとっては大きな財産でもある。

その成果もあって、同友会のメンバーは例年必ずカイロ学会での発表者を出している。
敬服に値する活動である。ところが発表者にとっては、聴衆する側からの質疑が「突っ込み」に感じられるようになり、数年前から重苦しい雰囲気が出始めたようだ。成長段階で起こる痛みのようなものだ。

そんな打開策を模索していた頃に招かれて、CCRの活動を実際に見学させてもらった。
そして、参加者が全員議論に参加する「症例検討会」の本来のあり方を行うべきではないかと具申したのである。

その実際の進め方を提示したり、改善策を講じたり、ここ数年は実際に行いながら試行錯誤を続け、ようやく一つのスタイルに辿り着いた。

今年の夏期合宿CCRは、そのお披露目のようなものである。
3題の症例がそれぞれ発表されたが、とてもいい方向に議論が進んで嬉しくなった。
問題を指摘すれば、発表者にも参加者にも一言も二言もあるが、ここが新たな出発なので先ずはその門出を讃えたいと思う。

昨日、関係幹事からもメールをいただいた。

「同友会の会員一人一人の意識が高まり、きっとレベルアップできると感じました。会員それぞれが切磋琢磨し頑張ってゆきます」。

嬉しい言葉だった。
継続は力である。こんな地味な活動を、弛むことなく20年も続けている同友会メンバーの意識の高さをあらためて感じている。

作家であり、医師でもあったサミュエル・スマイルズの言葉を、ロンドン・オリンピックを観戦しながら、あらためて思い起こした言葉がある。
同友会の皆さんと共に噛みしめたい、と思う。

我々は、失敗することによって、
どうやればうまく出来るかを発見する。
間違いを犯さない者は、
このことを発見することが出来ない。

外部からの援助は人間を弱くする。
自分で自分を助けようとする精神こそ、
その人間をいつまでも励まし元気づける。

(サミュエル・スマイルズ
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by m_chiro | 2012-08-10 08:40 | カイロプラクティック | Trackback | Comments(0)
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