すっかり秋の気配に本を読む
心配された台風も、庄内には被害をもたらすには至らず恙無く過ぎた。
大気も肌寒く、気配はすっかり秋空である。
日が暮れるのも早くなった。

降り続いた雨でぬかるんだ田んぼも、このところの秋晴れで落ち着いたようである。
稲刈作業もようやく始まった。
刈り入れ前のセシウムの検査もクリアされて、取り敢えず庄内の農家は胸をなでおろしていることだろう。

我が家の庭にも秋の花が咲き始めた。
黄花のホトトギスが我先にと咲いたので治療室に活けた。
c0113928_8221592.jpg

季節の変わり目になると、体調を崩す人が多くなるようだ。腰痛になる人も多い。
気象と体調の変化は関わりがあるに違いない。
秋の夜長に、今、「時間医学」(大塚邦明著)と「生理時計」(G..Gルース著・団まりな訳)を読んでいる。
これがなかなか面白い。

「時間医学」の背景にあるコンセプトは、「habilitaition」(獲得された能力)を「re」(再生)するというリハビリテーションの概念よりも、「ability」(機能)を「preserve」(保つ)という考えで「prehabilitaition」(プリハビリテーション)という概念にある。

そこには3つの基本スタンスがあるとしている。
1つは、クロノミクスを基本とする(調査データを煮たり焼いたり工夫を凝らして料理する)。
2つめは、「未病」への着眼と介入。
3つめは、地域に即した診断手法の導入。

ヒトが人として存在することの意味を見出そうとする著者の研究者、医師としての姿勢が感じられて嬉しかった。
文化人類学の視点を取り入れた医学観とでも言えるだろうのだろうか。
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by m_chiro | 2011-09-29 08:24 | Books | Trackback | Comments(0)
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