こんな参考書が欲しかった①

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徒手療法の治療家にとって、触診の正確さは治療成果に影響する重要な技術でもある。

この図書は単なる筋骨格系の解剖図譜ではない。
いかに正確に触診するかという実践的技術教本であるが、しかも臨床的にそれをどう生かすかという解説付きである。

トリガーポイントやその関連通パターンにとどまらず、効果的なストレッチの方法まで書かれている。

イラストがとても綺麗なオールカラーの本である。
触診している皮下の状態まで、写真にイラストを合成して制作されていて、とても分かりやすい。
実践向けのガイドラインも書かれている。

何よりもうれしいのは、2枚のDVD(各160分)が付録になっていることだ。
何ども反復して練習する教材としても、これはうれしいサービスである。
しかも、アナトミートレインのトーマス・マイヤーズなど、筋筋膜治療のトップ教育者が実演しているDVDである。

初学の人たちには、是非とも手元に置きたい本だろう。
この本に学べば、きっと筋骨格系の触診に自信を持つことが出来るだろうと思う。

私の初学の頃は参考図書に飢えていた時代だった。
カイロの本も翻訳書が1、2冊出版されていただけで、それが宝物だった。
今では隔世の感がある。
私もこんな本に学びながら成長したかった、と思う。


著者はカイロプラクターのジョセフ・E・マスコニーDCである。
だからだろうか、筋骨格系の触診に細やかな配慮があったのも気に入ったところである。
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by m_chiro | 2011-08-23 23:27 | Books | Trackback | Comments(3)
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Commented by naguradou at 2011-08-25 22:19
守屋先生、こんばんは。

初めてコメントさせていただきます。


京都で接骨院をしている稲川と申します。

先生がブログで紹介されていた「筋骨格触診マニュアル」早速購入しました。

ブログにあるように全ページカラーですごく観やすいです。

日常の治療、エクササイズの指導にかなり戦力になりそうな1冊です。

いつも先生のブログを拝見させていただき勉強しております。
Commented by m_chiro at 2011-08-26 12:36
稲川先生、はじめまして。
と言っても、bancyou先生のブログで存じ上げておりました。
この本、筋骨格系の触診マニュアルでは一押しです。
気に入って頂けたら嬉しく思います。

また、これを機会に、ご指導、お付き合いのほど、よろしくお願い致します。
Commented by 稲川です at 2011-08-26 22:11 x
こちらこそ宜しくお願いします。
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