遠隔操作で膝痛を治療する
60代の婦人が、2か月前から右膝内側(赤の印部分)に動作痛が出るようになった。
ご近所の葬祭のお手伝いで無理をしたことが思い当たる「きっけけ」だそうだ。
歩行や屈伸を伴う動作で右膝の内側が痛む。
整形外科では、お決まりの「変形性関節症」という診断で、鎮痛剤と湿布薬が処方される。
2ヶ月が過ぎたが思わしくない。最近は、右足全体が重い感じもしてきた。
c0113928_23412297.jpg

「変形したから治らないんだろうか?」と盛んに気にする。
「変形したから痛いわけじゃない」と説明するのだが、結果を見せた方が説得力もあるだろう。

望診をすると、左の下部肋骨から左橈骨側に停滞(青の部分)が感じられる。
そこで遠隔操作を試みることにした。

左の横隔膜のドームにあたる下部肋骨を操作して、横隔膜のトーンを調整する。
次に右膝内側と左橈骨側を2点間タッチで干渉させる。
橈骨側の方向を変えて、膝内側の緊張度の反応がしっくりくる位置でホールドしておく。
両手の手掌にピンポイントで反応するものを感じるので、その部位を限局しての2点間タッチに変えた。橈骨側のポイントは圧痛がある。
とてもいい反応が感じられたので、再び望診すると停滞が感じられた部位がクリアになっている。

仰臥位のまま右膝の屈伸運動をさせたら、不思議そうに「痛くない」と言う。
立たせて足踏み運動をさせたら、どんぐり目のように見開いて、私の顔をみながら「たまげた!」とビックリ顔である。
「痛くない、脚が軽くなった!」と歩いてみせる。

「腕が悪かったんですか?」と何ども聞かれるので、「膝が悪かったんでしょう...」と応えた。
「この痛みに変形は関係ない、という証拠です!」
患者さんは頭を傾げるばかりだった。
分かってもらえたのかなぁ~。

この頃、頻繁にPCが突然シャットダウンする。
なんでだろう?
今日はやっと記事も書けた。
[PR]
by m_chiro | 2011-08-10 23:51 | 症例 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://mchiro.exblog.jp/tb/16712045
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 突然シャットダウンするPCの耳掃除 麒麟に出会う >>



守屋カイロプラクティック・オフィスのブログです
外部リンク
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
最新のコメント
最新のトラックバック
ほとんどがMPSなんだけ..
from 心療整形外科
月経が再開した
from 心療整形外科
TPは痛みの現場ですらな..
from 反証的、鍼灸・手技・心理臨床
脊椎麻酔後頭痛について
from 反証的、鍼灸・手技・心理臨床
起立性頭痛
from 反証的、鍼灸・手技・心理臨床
「5%の中に本当の椎間板..
from 心療整形外科
髄液循環系と揺らしメモ
from 反証的、鍼灸・手技・心理臨床
医師はユニコーン(架空の..
from 心療整形外科
末梢神経の周膜と上膜にも..
from 反証的、鍼灸・手技・心理臨床
また勉強になりました。
from 漢のブログ
ライフログ
検索