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第11回・日本カイロプラクティック徒手医学会10.11~12
第11回・日本カイロプラクティック徒手医学会10.11~12_c0113928_22543395.jpg今年も徒手医学会が開催される。

10月11~12日の両日にわたり、東京有明の「東京ビッグサイト」での開催である。
なんとビッグな会場だ。

テーマは「ココロと身体」である。

基調講演は、清泉クリニック整形外科・スポーツ医学センターの脇本幸一理学療法士で、「レントゲン画像から診る心身機能評価と治療」と題しての講演である。

特別講演は、東邦大学医学部・有田秀穂教授で「身体に働きかけると、セロトニン神経が活性化される」と題して以下の前振りがある。

「脳幹・縫線核群に分布するセロトニン(5-HT)神経は広汎な脳領域に軸索を投射して、さまざまな脳機能に影響を与える。中脳・背側縫線核の5-HTは大脳、大脳辺縁系に投射して、α波の出現やネガティブな気分の改善に働く。大脳縫線核群の5-HT神経は内因性痛覚抑制系として機能し、延髄縫線核群の5-HT神経は、姿勢筋や抗重力筋の促通効果を発揮する。これら5-HT神経活動を賦活する因子は、リズム運動(呼吸、歩行、咀嚼)とリズミカルなタッチである。これらについて、自験データをもとに解説する」

一言で言えば、下位脳に対する反射的なリズミカル運動で、セロトニン神経を賦活させる、と言うことになろうか。

私が有田教授の座長を務めることになり、ここのところ有田先生の著書を読みまくった。

その他に、古武術研究家の甲野善紀氏、日本生体咬合研究所の中村昭二先生、加瀬健三先生はキネシオテープについてなど、盛りだくさんの内容で「ココロと身体」に迫るという企画のようである。
勉強してきます。
by m_chiro | 2009-10-10 22:56 | 雑記
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