「笑門来富久守護」
ポンジュースのポンさんが愛媛県松山市にある椿神社の「椿まつり」に出かけたといって、私のところにも縁起物のお飾りが届いた。
いい笑顔のお飾りです。早速、治療室に飾りました。
「笑門来富久守護」と書かれています。
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「椿まつり」の3日間には「貸銭(かしぜに)神事」とやらが行われるのだそうで、江戸時代からの散銭が変形したとされる特殊な宗教行事として賑わう祭りなのだそうだ。
「椿さん」として親しまれているこの神社のホームページ(http://www.tubaki.or.jp/)に、こんな解説が載っていました。

小額の守り金を借り、翌年の倍額(多いとの意)にしてお返しする行事です。借りる際に神社側より氏名・住所を尋ねられる事は無く、誰もが無条件に借りることが出来る神と人との信仰と信頼に基づいた特殊祭儀であり、本年も生活に励み、来年無事にお返しの参拝が出来る事を祈る祭儀です。


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貸銭は20円、翌年にはその倍返しの40円、また20円借りて翌年の倍返しの80円、また20円借りて翌年の倍返し160円...と続けて、毎年20円ずつ借りて行くと10年後のお返し分は10,240円となる。11年目からは最初の1年目に戻るから、10年を一区切りにしている。

「笑う門に福が来る」のは椿さんだったりして...。
こんな罰当たりなことを考えているから貧乏症が抜けない。

昔は賽銭を借りて商売の元金にし、頑張って繁盛させてお礼の倍返しの賽銭を返すということが行われていたのだろうか。
「貸銭(かしぜに)神事」は、信仰と信頼の結びつきを祭儀の変形としてとどめているのだろう。

さて笑いと言えば、「笑いと治癒力」を書いたジャーナリストのノーマン・カズンは、自らの膠原病を笑いによって克服した体験に基づいて「患者の責任」ということを説いた。
自分の身体には、ある程度の責任を自分自身が負わなければならない、ということだろう。

神頼みも完全な神様頼りではいけないということで、20円の「貸銭」も自分自身に責任を負わせるための誓いに違いない。
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by m_chiro | 2009-02-16 18:59 | 雑記 | Trackback | Comments(4)
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Commented by sansetu at 2009-02-17 18:29
いいお話ですね。ノーマン・カズンさん。すごい。
Commented by m_chiro at 2009-02-17 23:23
患者さんが自ら「患者の責任」の部分を自覚して克服したのですから、ノーマン・カズンさんはホントにエライ人だと思います。
先生、この2日間は冬に逆戻りで、この冬2度目の大雪です。
佐渡の方もきっと厳しい寒さだろうなぁ~,推測しています。
Commented by ぽん at 2009-02-21 21:44 x
お飾り、早速飾っていただけて何よりです。
一番に目にとまったのでこのお飾りにしたのですが、
兄宅にも同じものにすればよかった・・・と思いました。
名前などを聞かずにお金を貸してくれる・・・
ふと、酒田のスーパーで、レジの横に置いてある小銭を思い出しました。
細かいお金がないときにお使いくださいと書かれていましたが、
これも無条件にお金を貸してくれる懐の深いサービスですよね。
ただ単純に「割引」として値引きするよりも、気持ちが温かくなるサービスです。
そういう温かさはずっと残っていく世の中であってほしいものです。
Commented by ぽん at 2009-02-21 21:45 x
追伸:いつのまにポンジュースの「ぽん」になったのですか???
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