雪の降る街を
先週末には降り積もった雪もすっかり消えていたのに、また寒波襲来。
昨日の朝目覚めると、外は50cmほどの積雪で真っ白になっていた。 一夜で、こんなに積もるとは...。 庄内の冬は風の音と共に雪が舞う風情なのだが、昨晩はシンシンと降り積もったのだろう。 今日も断続的に降り続いている。 雪が多くなると、除雪作業でクタクタになる。 そのたびに、汗だくになった下着を替えなければならない。 やっと除雪したところへ、今度は除雪車が道路の雪を寄せて行く。 すると、隣近所が総出でまた雪かきがはじまる。 中には、老人だけの所帯もあり、一人住まいになった老人の家もある。 そんな家には、市からの依頼で隣組の世話役が出向いて行く。 厳しい冬には助け合いの心が生きている。 そして、除けても除けても積もる雪への愚痴が、この頃の挨拶になる。 そんな現実から離れて、静かに降り積もる雪を見ていると、雪景色はとても綺麗だと思う。 「雪の降る街を」のメロディが聞こえてきそうだ。 この唄の作曲者は中田喜直氏である。 中田氏は「小さい秋みつけた」などの童謡を数多く作曲している。 この曲は庄内地方の友人宅に投宿した折に、降りしきる雪をみながら曲のイメージを作ったとされていて、氏は庄内での演奏会でこの曲の指揮をとったと聞いている。 庄内と縁のある曲だから、余計に冬景色とフィットするのだろうか。 作詞は劇作家の内村直也氏で、昭和28年のNHK放送劇「えり子とともに」の挿入歌としてヒットした歌だそうだ。 この曲、ショパンの「幻想曲ヘ短調」にそっくりだとも言われているらしい。 どうでもいいが、雪の降る夜はとても心が落ち着く曲である。
by m_chiro
| 2009-01-26 18:35
| 雑記
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